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アロンソとマクラーレン、2019年のインディ500はシボレーエンジンで参戦

2018年12月05日 00:01  AUTOSPORT web

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シボレーと共にインディ500に参戦するフェルナンド・アロンソ
インディカー・シリーズにエンジンを供給するシボレーは、マクラーレン・レーシングのフェルナンド・アロンソに2019年のインディアナポリス500マイルレースでエンジン供給をすることを発表した。

 2018年限りでF1から事実上の引退を発表し、トリプルクラウンの最後であるインディ500に挑戦するアロンソ。F1ブラジルGPの週末には、マクラーレン・レーシングと共にインディ500参戦を正式発表し、チームプレジデントにはフォース・インディアF1元チーム副代表のボブ・ファーンリーが起用された。

 その発表時には、どのエンジンを使用するのか表明していなかったが、4日にシボレーはマクラーレン・レーシングにエンジンを供給することを明らかにした。

 2012年にインディカーに復帰したシボレー。2018年はシボレーエンジンを使うチーム・ペンスキーのウィル・パワーがインディ500を制覇するなど復帰してからは3度の勝利を挙げている。

「ボウタイブランドをつけて2019年のインディ500に参戦することは特別なものになるよ。シボレー・パワーを使用することは、最前線で戦うことができる最高の立場に立つことになる」

「先週はジミー・ジョンソンのNASCARでエンジンパワーを少し味わったけど、気に入ったね。インディ500に参加する機会は光栄なことだし、シボレーがチームに加わることを誇りに思っているよ」とアロンソ。


 シボレー・アメリカのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当の副代表を務めるジム・キャンベルは、「2019年のインディアナポリス500マイルレースに向けてフェルナンド・アロンソとマクラーレンとパートナーシップを結ぶことはエキサイティングだね」

「フェルナンドは信じられないドライビングの才能と情熱をもたらし、世界で最も大きいレースを勝っている。フェルナンドがトラック上にいることは衝撃的だよ。彼はどこでもファンを興奮させるんだ」とコメント。

 1966年にCan-Amシリーズを一緒に戦ったマクラーレンとシボレー。7年間で70パーセント以上の勝率を挙げ、1968年から1970年には23連勝という記録を達成している。

「シボレーとマクラーレンは、1960年代半ばからレース史を綴ってきた。2019年のインディ500で再びパートナーシップを結ぶのは特別なことだ」とキャンベル。

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンは、「マクラーレンとシボレーは、北米モータースポーツで同じ血を持っており、この特別なイベントのためにふたつが再結成するのはとてもうまくいった」

「マクラーレンのように、シボレーはハートを持ってレースをしている。インディカー・シリーズでの評判も良くやこの特別なレースではファーストクラス。彼らは強力なパートナーになるよ」と期待を語っている。