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トロロッソF1代表、レッドブルの“モルモット役”継続に満足「タイトル獲得に役立つのなら……」

2018年12月04日 14:01  AUTOSPORT web

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レッドブルRB14とトロロッソSTR13・ホンダ
トロロッソ・ホンダF1チーム代表のフランツ・トストは、トロロッソが2019年もシニアチームのレッドブルのために開発における“モルモット役”を継続することになるだろうと述べている。

 2018年にホンダとパートナーになったことからトロロッソは、来シーズンにレッドブルが同社のパワーユニットに切り替える前に、パワーユニットの開発面において、レッドブルのために道を開くことになった。

 トロロッソの補助的役割は、同じ親会社によって設立された2チーム間の技術提携の一部であると、トストは主張している。

「それについては内部で議論する必要はない。これは我々のアプローチの一部なのだ」とトストは語った。

「開発面で我々がモルモットとなることが、レッドブルのタイトル獲得に役立つのなら、そうするだろう」

 今年、トロロッソのドライバーであるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーは、数え切れないほどのグリッドペナルティを科されたが、それはすべてエンジン開発のためであり、レッドブル・レーシングの利益になるものだった。

 同じエンジンを搭載したマシンを擁することで、相互に利益のあるトロロッソとレッドブルの関係は、2019年に一層強固なものになるだろう。

「我々はこの役割に満足している。なぜなら我々の仕事の結果を見ることができるからだ。エンジン面だけでなく、他の面でもアドバンテージがある」

「我々はレッドブル・テクノロジーの末端を構成しているのだ。レギュレーションの構造から相乗効果を十分に引き出し、高いパフォーマンスの改善を期待している」