12月2日に放送された『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日)について、ネット上では、タレントの上沼恵美子さんや落語家の立川志らくさんの審査に賛否の声が寄せられている。これに対して放送作家の鈴木おさむさんは翌3日、自身のブログでM-1の審査に言及した。
「昨日のM1。審査員に対して、炎上したとか、色々言ってる人がいますが。結局ね、『引っかかる』ってすごいことなんですよ。印象に残る。印象に残るってすごいことで。無難にやるのは簡単だけど、自分の色を出して審査する方が大変で」
「熱い気持ちにさせてもらってありがたいですね。おもしろかったです」
続けて「だからね。審査まで含めてテレビですから。結局、あそこまで含めてすごいショーだなって思うんですよ」とコメント。同番組については「いやー、熱い気持ちにさせてもらってありがたいですね。おもしろかったです」と絶賛している。
M-1の審査では、上沼さんは「大ファン」という「ミキ」に100点中98点を付け、「ジャルジャル」には「ファンですがネタは嫌い」と88点を付けた。ネットではこの採点に「自分の好みで点数を付けている」という声が相次ぎ、物議を醸している。
志らくさんはジャルジャルに「ひとつも笑えなかったが面白かった」と、99点を付けた。後に志らくさんはツイッターで「最高の褒め言葉」と弁解していた。
また、今回7位で敗退したスーパーマラドーナの武智正剛さんが同番組放送後に配信したインスタライブでは、動画に出演した昨年優勝者のトロサーモン久保田かずのぶさんが、泥酔した状態で、
「自分だけの感情だけで審査せんといてください」
「お笑いマニアの人には分かる。お前だよ、右側の」
など上沼さんを批判するコメントを行ったと各紙が報じている。動画は現在削除済みだが、久保田さんは4日、自身のツイッターで上沼さんに対する謝罪文を掲載した。
審査員のジャッジなどで度々話題になるM-1。今年は特に大きく荒れたためか鈴木さんはブログで「M1見た人。どんな印象を受けましたか?どう思いましたか?教えてください」と呼びかけていた。