米通信大手Verizonと韓国Samsungは3日、次世代高速通信5Gに対応するスマホを2019年前半にリリースする、と発表した。
超高速、大容量、同時多接続などを可能にする5Gの恩恵を一般市民が受けられる日がいよいよやってくる。・Snapdragon X50採用当然のことながら、5Gスマホが利用できるようになるためには、5Gネットワークと5Gに対応するスマホの両方が必要で、今回VerizonとSamsungがタグを組んでいるというのはこのためだ。
4日からハワイ・マウイで開かれるクアルコムのテクノロジーサミットでデモ機がお披露目される見込みで、そのデバイスではSnapdragon X50 5G NRモデムとアンテナモジュールが使用される。・5G対応のGalaxyVerizonはすでに米国のいくつかの都市で今年10月に5G家庭用ブロードバンドサービスを開始していて、これを今後も拡大させるなど積極的に進めている。
一方のSamsungは、5G対応のGalaxyフラッグシップモデルを用意しているとされている。
通信会社とスマホメーカーが手を組む構図はあちこちで見られ、VerizonとSamsung以外では、SprintとHTCというコンビもある。
日本における5Gは、東京オリンピックが開催される2020年の展開が予定されているが、先を行く米国の取り組みは参考になりそうだ。
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