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フォーミュラE:2020年に韓国・ソウル戦開催へ。「中国、日本からの観光客を見込める」と自信

2018年12月03日 19:02  AUTOSPORT web

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フォーミュラEはすでに香港や中国でシリーズ戦を開催済み。韓国・ソウル戦はそれに続くものとなる
電動フォーミュラで争われるABBフォーミュラE選手権は第6シーズンにあたる2019/2020年に韓国・ソウル市内でシリーズ戦を開催することで、プロモーターのJSMホールディングスと合意したと明らかにした。

 フォーミュラEとJSMホールディングスの契約は第6シーズンからの5年間。コースについてはWMSC世界モータースポーツ評議会や地元当局からの承認待ちだが、観光名所としても知られる光化門広場を含むような形でコースが設定される見込みだ。

 11月29日にソウル市内で行われた会見に出席したフォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは「フォーミュラEをソウルで開催できることをうれしく思うし、これは我々が正しい方向へ向かっているという報せでもある」と語った。

「韓国、とくにソウルという場所はE-Prix(フォーミュラEのレース)を開催する場所として理想的であり、電動レースの見本となるような大会になるだろう」

「韓国は先進技術開発でトップにつける国のひとつであり、ABBフォーミュラE選手権が掲げるビジョンやコンセプトを共有することができる」

 JSMホールディングスは、ソウルでフォーミュラEを開催することで「中国や日本など、モータースポーツとクリーン技術への関心が高い国からの観光客誘致につながる」との見方を示している。

 フォーミュラEでは、これまで中国・北京や香港などでシリーズ戦を開催しており、今回のソウルE-Prixはそれに続くものとなる。