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EXILE/EXILE THE SECOND 橘ケンチ、新政酒造とのコラボ日本酒「亜麻猫橘」発売

2018年12月03日 14:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 EXILE/EXILE THE SECOND・橘ケンチが、日本酒界の革新的なひと蔵として名高い新政酒造とコラボレーションし、日本酒「亜麻猫橘」を発売する。


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 これは、『Discover Japan』1月号(12月6日発売)「風土を醸す酒」特集号の誌面を通して発表されたもの。同誌は2017年9月以来、橘ケンチが連載「今宵のSAKE」を毎月展開する盟友誌。1月号では初の日本酒一大特集を実施しており、和酒関連をテーマにした号としてアーティスト初の表紙を橘ケンチが飾っている。


 パフォーマーとしての活動だけでなく、本好きが高じて始めたコミュニケーション空間「たちばな書店」の主宰といった様々なプロジェクトを行っている橘ケンチは、日本酒にも造詣が深い。「現代の日本酒の味わい深さを始め、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」と、これまで多くの実力派酒蔵や日本酒の現在を紡ぎ続けるキーパーソンとの対話を積み重ねてきた。今夏EXILEとして約3年半ぶりのオリジナルアルバム『STAR OF WISH』をリリースした後、全国ドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH”』を行なう現在も精力的に各地の酒蔵へと足を運んでいるという。


 今回酒造りをともにした新政酒造もそういった様々な機会に親交を深めてきた蔵元のひとつであり、「日本酒を深く理解するためにどうしても造りに入ってみたいと考えた時にまっ先に思い浮かんだのが、味や酒質が好きであったことはもちろん、酒造りに対する哲学に感銘を受けていた佐藤祐輔さんのいらっしゃる新政酒造だったんです」(橘ケンチ)と自身の想いを具現化。新政酒造にとっても外部の人間を一定期間しっかりと蔵に招き入れて酒造りをともにする本格的なコラボは異例であり、アーティストとしては初だという。


 でき上がった1本は、新政酒造の人気銘柄である亜麻猫をベースに、4月の生酛立て、5月の仕込み、6月の搾り、そしてデザイン案のやり取りを重ねつつ10月末に行った最終のボトルセットアップまでの全工程を実際に経験した上で、橘ケンチが今後日本文化を応援していく際のキーワードとなる“橘”の名を冠した「亜麻猫橘」として完成した。


 「亜麻猫橘」は今回ボトルでの販売を行う予定はなく、LDH kitchenが運営する中目黒の「鮨つぼみ」と恵比寿の「小花」の2店舗で12月15日よりメニューにラインナップ予定の上、飲食提供でのみ口にすることができる。加えて、株式会社ディスカバー・ジャパン設立後第1号となる最新1月号の出版と「亜麻猫橘」の発売を記念した12月14日のイベントのほか、2019年1月28日には新政酒造蔵元である佐藤祐輔氏を招いて「亜麻猫橘」を開栓する一夜限りの酒蔵の会開催も予定されている。(リアルサウンド編集部)