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Snow Manの“イジられ力“はYouTubeと好相性? V6三宅健のイジりもこなす対応力

2018年12月03日 09:12  リアルサウンド

リアルサウンド

 数あるジャニーズJr.ユニットの中でも、ひときわ先輩からの“イジられ力“を発揮している、Snow Man。イジられるというのは、それだけ打てば響く実力があればこそ。これまでも、滝沢秀明の舞台を中心に、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zなど、多くの先輩たちのステージにつき、キレのあるダンスはもちろんのこと、一発芸や先輩のモノマネの無茶振りにも即座に対応する、オールラウンダーっぷりを発揮してきた。


(参考:SixTONES「JAPONICA STYLE」ダンス動画と各自の経歴に見る“スポ根マンガに通じるアツさ”


 そんなSnow Manの“らしさ“は、自由度の高いYouTube動画との相性も◎。今年の大晦日に放送される『SASUKE』(TBS系)に参加するほどアスリート並の筋肉を誇る岩本照が体脂肪率1ケタになるトレーニング術を説けば、上智大学大学院理工学研究科を修了し、合格率4%と言われている気象予報士に合格した阿部亮平が勉強のポイントを教える。


 Kis-My-Ft2の宮田俊哉も認めるアニメ好きな佐久間大介がちょっぴり昭和テイストなMCっぷりを披露したり、“舘様“の愛称を持つ宮舘涼太が「(肉の色が)キレイになったね」と“伊達男“っぷりを発揮しながらローストビーフを作るシュールさも。


 さらに渡辺翔太は、かねてから「顔が似ている」と話題のシナモンロールに会って真剣に挨拶をする誠実さを見せ、深澤辰哉はゲームセンターでクレーンゲームの達人という隠れた特技を見せつける。各動画で、それぞれの魅力にスポットライトが当たると、それを他の5人が「すげー!」「さすが!」とお互いを賞賛するさまも、実に微笑ましい。


 現在までに上がっている動画だけ見ても、カッコいいやら、かわいいやら、おもしろいやら……と、すでに個性が大渋滞しているSnow Man。だが、この『ジャニーズJr.チャンネル』をチェックしていたV6三宅健から、さらなる愛ある“イジり“が届く。


 かつてV6がテレビ番組で挑戦していた「6分以内に◯◯をクリアせよ」という『MISSION V6』をSnow Manにもやってほしいというリクエストだ。『MISSION S6』と称し、第1弾では「ぐるぐるバットを20回転したあとに針に糸を通せるか」と「6人で合計6分間まばたき禁止」に挑戦。そして、11月28日に第2弾となる「6人で合計6分間笑うな」に挑んだ動画が配信された。(参照:https://youtube.owacon.moe/watch?v=QrYGD0XYavY&index=1&list=PLBw8EmMNM8vx5NmhisNsAPJk76QABiOBk)


 このシリーズの注目ポイントは、MISSIONをクリアしようと1人ひとりがガチで頑張る一方で、なぜかいつもメンバーがそうさせないという邪魔をする展開にある。口に水を含んで、笑わないように耐えるメンバーを、他の5人があらゆる手段で笑わせる。見ているうちに、一体何に挑んでいるのかわからなくなるのだが、6人があれやこれやと試行錯誤している姿に頬が緩む。


 「V6さんに勝つんだよ!」と真剣な渡辺“翔太“に対して、「“しょうき“は」と長年苦楽を共にしているメンバーの名前を今さら間違える深澤の天然さが炸裂。すると、2番手の宮舘には今度は渡辺が「吐いてゴメンね」と囁き、笑わせにかかる。「俺らもやりたいもん」という深澤たちのために、腕を組んで見守っていた岩本が、佐久間を振り回して宮舘を崩しにかかる。


 やっと順番がまわってきた佐久間は、勢い余ってなんの妨害を受ける間もなく吹き出す、バラエティ的に“もってる“展開に。そして、クールな岩本に阿部は「照のツボってわかんなくない?」と策をめぐらす。なんとしても岩本を笑わせて、自分まで順番を回したい深澤が取った、あまりに雑なボケに岩本は……? この続きは是非、動画をチェックしてほしい。きっと見終わるころには、次の『MISSION S6』が楽しみになるはず。それこそがSnow Manが持つ“イジられ力“=”愛され力“の本領だ。


(佐藤結衣)