マイリー・サイラス、マーク・ロンソンとの新曲『Nothing Breaks Like a Heart』リリース

インスタグラムの投稿を全て削除し、DJ兼音楽プロデューサーのマーク・ロンソン（43）とのニューシングルをリリースすることをほのめかしていたマイリー・サイラス（26）。そのマイリーが現地時間11月29日に『Nothing Breaks Like a Heart』をリリースし、ミュージックビデオも公開した。

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マイリー・サイラスは今年7月にインスタグラムの写真を全て削除し、真っ黒のプロフィール画像を載せてファンを驚かせた。しかし、2017年に歌手テイラー・スウィフトがソーシャルメディアの投稿を全て削除した後に新曲とアルバムを発表していたことから、ファンは期待のほうが大きいようであった。そしてマイリーは現地時間11月26日からインスタグラムにミュージックビデオの映像を小出しにし、「11/29」やマーク・ロンソンのタグを添えていたが、現在は削除している。そして29日に『Nothing Breaks Like a Heart』をリリースし、ミュージックビデオも公開した。

この曲はマーク・ロンソンの約4年ぶりとなる新アルバムに収録される予定。マイリー・サイラスは「破られた沈黙、暗闇の中で私の（心の）雷鳴が響く　雷鳴が響く　壊れたレコードがバーでまわっている、バーでクルクルまわっている　この道はあなたを傷つけることはできない　それはあなたを深く切りつけ傷跡を残す　物事はダメになる　でも心のようには壊れない　心のようには壊れない　心のようには壊れない」と、失恋した心の痛みをハスキーボイスで力強く歌っている。

ミュージックビデオでは、シルバーの派手な衣装に真っ赤な唇をつけたマイリー・サイラスがフリーウェイで警察から車で逃げているところからスタートする。マイリーがストリップクラブの中に入ったり、子供たちが銃を撃つ射的場の中に入ったりするシーンがあるほか、人々が道の脇で「我々はマイリー」「マイリーを大統領に」というボードを掲げて、マイリーをサポートするシーンも。また、途中でマーク・ロンソンがマイリーの車に飛び乗り、合流している。

『Nothing Breaks Like a Heart』はマイリーの故郷テネシー州ナッシュビルへのオマージュで、マイリーのゴッドマザー（後見人）で歌手ドリー・パートンの『Jolene』からインスピレーションを得ているそうだ。

同曲はマイリー・サイラスにとって、2017年にリリースしたアルバム『Younger Now』以来のニューソング。一方のマーク・ロンソンは2015年にアルバム『Uptown Special』をリリースしていた。

マイリー・サイラスとマーク・ロンソンは、今月15日放送のテレビ番組『Saturday Night Live』で同曲をパフォーマンスする予定。この回は俳優マット・デイモンがホストを務める。



画像は『Mark Ronson　2018年11月29日公開 YouTube「Mark Ronson - Nothing Breaks Like a Heart （Official Video） ft. Miley Cyrus」』のサムネイル
（TechinsightJapan編集部　朝倉リリー）