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ラストアイドル2期生 橋本桃呼が竹中夏海に聞く、“私をバトルで選んだ理由”

2018年12月01日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 秋元康が総合プロデュースを手がけるオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)の2期生として、熾烈な3rdシーズンを生き残り、12月5日にシングル表題曲「愛しか武器がない」を歌うラストアイドル2期生。リアルサウンドでは、水野舞菜と共にWセンターを務める橋本桃呼と、審査員としてジャッジで橋本に票を入れた振付師の竹中夏海の対談が実現。合宿バトル以来顔を合わせていなかった2人が、バトルを振り返りながら想いを語り合った。両者の対話からは、2期生を牽引する存在たる橋本の強固な精神力と、それを見抜き導いた竹中の洞察力が垣間見えた。(榑林史章)


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■(吉田)豪さんだったら負けたと思った


ーー橋本さんは夏の合宿バトルの時に、3人の挑戦者のうちのひとりとして番組に登場しました(8月26日放送、3rdシーズン#16)。その時の「アイドルをやるならセンター以外は考えられない」という力強いコメントが印象的でした。自信があったからこそ、ああいう言葉に?


橋本桃呼(以下、橋本):単純に、その時の本心をそのまま言っただけなんです。そもそも私は典型的な目立ちたがり屋タイプだし、センターを指名したのも単にいちばん目立てるからだったし。それでシンプルに「センターになりたいんです!」と。


竹中夏海(以下、竹中):私達審査員は前情報として、元ハロプロ研修生だったことや、なぜハロプロを辞めて『ラストアイドル』のバトルに参加したかも知っていて。だからあの場では、きっと少しはそのことに触れるのかな? と思っていたんですね。そうしたら、そういう経緯は一切話さず、「センターになりたいんです。やるからには!」と終始この調子で。だから私は、まず「すごく潔いな」と思ったんですよ。それが清々しく感じたのが第一印象でした。


橋本:私は語彙力が足りないから、いろいろ話しても響かないんじゃないかなって、瞬間的に勝手に思ったんだと思います。


竹中:あの場は、同情を引くという言い方をするとあれだけど、好感度を上げるための駆け引きもできたわけですよ。でも、全然そこじゃなかったから、私は驚いてしまって。そこで、「じゃあ、どんな感じで歌って踊るんだろう?」って、すごく期待が高まったんです。


ーー橋本さんは、立ち位置1番の当時の暫定センター篠原望さん(現:ラストアイドル2期生アンダー)を指名して、こぶしファクトリーの「明日テンキになあれ」を歌った。


竹中:パフォーマンスはすごくかっこいいと思ったんですけど、その前はめちゃめちゃ緊張してたよね?


橋本:はい。先に奥村優希ちゃん(現:ラストアイドル2期生アンダー)が、佐佐木一心ちゃん(現:ラストアイドル2期生)に負けていて。3人で受かりたいねって話していたし、すごく仲良くしていたから、優希ちゃんの分まで頑張らないといけないと思ったし。それに高木美穂ちゃん(現:ラストアイドル2期生アンダー)が持ち越しになって、私の順番が急に早まってしまったから、準備する時間が少なくなって焦ってしまって。それでめちゃめちゃ緊張していたら、ディレクターさんがやさしい方で、「走ってきていいよ」とか「大声を出してきていいよ」とか言ってくださって。走ったり声を出したりできて、それで気持ちを切り替えることができたかなって思います。


竹中:いつもはスタジオだからスタンバイの様子までは分からないんですけど、あの時のバトルは野外だったんだよね。「センターになる」とは言ったものの、震えるほど緊張しているのが私達の席からも見えていて、「パフォーマンスは大丈夫かな~」と思っていたんだけど、始まったらすごくかっこよくて。「しっかり踏ん張ったな」って。「気持ちを奮い立たせられたんだな」って思いました。


ーーパフォーマンスを終えた時は、手応えみたいなものは感じた?


橋本:リハーサルの時に声が裏返っちゃっていたから、まったく自信がなくて「どうしよう~」と不安だったんです。でも本番は、練習よりもけっこう上手くできたと思って。手応えというか、安心しましたね。「終わった~」っていう、ホッとした感じでした。


ーー審査員には、誰がジャッジするか、その場で伝えられるんですよね。


竹中:私は、てっきり(吉田)豪さんだと思ってました。


橋本:私もそう思ってました!


竹中:みんなそう思ってたよね(笑)。豪さん自身も「まあ、僕かな」って言ってたくらいだったし。


橋本:だから、負けたなって思ってたんです。豪さんはハロプロが好きだから、逆に選ばれないかなって……。


竹中:でも研修生だったし、選曲もこぶしファクトリーだったじゃない?


橋本:そうなんですけど、でも豪さんって、読めないところがあるじゃないですか。だから「豪さんだったらどうしよう~」ってことばかり考えていて。


ーーそれが、蓋を開けてみたら竹中さんで。その場でジャッジを迫られるのは、究極に悩みますよね。


竹中:そうですね。でも「かっこいいな」って、自己紹介の時点で思っていたので、そこから考えはあまり変わらなかったのかもしれないです。


ーー対戦相手の篠原さんは涙声のパフォーマンスになってしまって残念だった部分もありますけど、どんな風に感じましたか?


竹中:私が『ラストアイドル』を含めて審査員をやる時に心がけているのは、減点法で選ばないようにするということなんです。だから、篠原さんが涙声になったからマイナスポイントということはなくて。彼女がいかに暫定メンバーの中で大切な人であるかは、暫定メンバーの子たちとしゃべったこともないけど、雰囲気からすごく伝わっていたし、メンバーにとって精神的支柱になっていると感じていました。だから彼女がバトルをする時の、他のメンバーの心の不安まで伝わってきていたし。そういう相手側に対する思いもあった上で、「どうしようか」と、あの短い時間にすごく悩んだんですけど……。


ーージャッジでポイントにしたのは、どういう部分でしたか?


竹中:今回Wセンターじゃないですか。Wセンターって、センター2人のバランス感がすごく重要なんだけど、入れ替えバトルである限りは、誰と誰がWセンターになるか最後まで分からないわけです。水野(舞菜)さんもその時点ではまだ暫定で、繰越しで後日バトルをすることが決まっていて、しかもその時は水野さんに指名が集中していたから、いつそこが入れ替わるかも分からない状態でした。単純に水野さんとのバランスだけを考えたのなら、篠原さんを選んだと思います。でも、水野さんに決定してもいないわけで、すべてが暫定の時点では、Wセンターとしてのバランスを考えることは難しかったんですね。そうなると、単純に私が、篠原さんと橋本さんのどっちをよりかっこいいと思ったかで、決めるしかないと思って。それで橋本さんを選ばせていただきました。


■決め手になったのはヒリヒリ感


ラストアイドル「愛しか武器がない」MV【映画『がっこうぐらし!』主題歌】
ーー「愛しか武器がない」という曲とダンスがあらかじめ決まっているという部分も、判断には影響しましたか?


竹中:はい。それは、すごくありました。「愛しか武器がない」は最初にWセンターのふたりが拳を合わせるポーズから始まるのですが、振り付けのCRE8BOYさんからもお話を聞いていて。あのダンスは、秋元(康)先生から具体的な歌詞がくる前にざっくりとしたイメージとして、「ダンスのなかでバトルしているイメージが見えるといい」というお題があったそうです。それで言うと、バランスとしては水野さんと篠原さんがいいとは思いましたが、ピリッとした緊張感はあまりない気がしていたんですね。もっといろんなバトルを経た上で、Wセンターの2人にはもっとヒリヒリとしたものがあったほうがいい、と。でも篠原さんと水野さんの間には、最初から一緒にやってきた絶対的な信頼関係や温かさが感じられたんです。だから「愛しか武器がない」という曲に限っては、篠原さんと水野さんだと最初に想定していた楽曲の景色より、優しい印象になるのかなと思っていました。


ーー竹中さんは番組でも、「橋本桃呼という女の子がセンターに立つグループを見てみたいと思った。これから先、目を引くパフォーマンスができるのは彼女のほうだと思った」と、ジャッジについてコメントしていましたね。


竹中:はい。実際に橋本さんが残ったことで、曲が求めていたヒリヒリ感がすごく出たなと思いました。MVを見させてもらって、拳を合わせているところからの1モーション目の橋本さんの動きを見た時は、鳥肌が立ちましたもん。「これが見たかったんだ!」って。「これだ!」と思いました。


橋本:拳を合わせるところは、曲が始まる前はめっちゃほんわかしてるんですけど、始まったらすごいギンギンに睨み合っています。


竹中:そうそう。すごく睨み合ってるよね。篠原さんのときは、睨み合ってるようには見えなくて、どっちかと言うとバディ(相棒)のような感じが強かったんですよ。


橋本:そこを言ってもらえたのは、すごくうれしいです。ジャッジされた時は率直にうれしかったんですけど、隣で他の暫定メンバーが泣いているのを見て、「本当にこれで良かったのかな?」って、すごい思って、私もめっちゃ泣いたんです。でも今こうして直接お話を聞けたのは、すごい良かったです。自信はあったかどうかは分からないけど、メラメラ感は出ていたと思うので、きっとそこが良かったんだなって。


竹中:気合がすごく入ってたよね。それに、2期生は1期生の「バンドワゴン」とは違ったタイプで、衣装も黒だし。もし「バンドワゴン」みたいな曲で行くのだったとしたら、メンバー選びの基準も変わったと思います。「愛しか武器がない」という曲に関しては、足りなかったパズルのピースが橋本さんによって埋まった感じがします。


ーーでも他の暫定メンバーが隣で泣いていたのは、複雑な気持ちになりましたね。


橋本:勝ったほうも負けたほうもすごく複雑な気持ちで、そこから仲間に入っていくのは、すごく勇気が入りました。Wセンターの水野さんとは、合宿では会えなくて、初めてのレッスンの時に「橋本桃呼です。よろしくお願いします」ってあいさつをして、でも変な感じはなかったし、他のメンバーもすごく温かく迎え入れてくれて。ほのちゃん(町田穂花)がすぐにしゃべりかけてくれたりして、そこはすごく助かったし安心しましたね。


竹中:私自身も、確かにあの出来上がった空気感の中に橋本さんを入らせるのは、すごく酷だなって思いました。選んだのは正直な気持ちだけど、精神的な支柱であった篠原さんを失った状態で、グループに入ってもらうことは、橋本さんにとって幸せだったのかな? って、私も悶々と考えてしまって。オンエアまで、けっこう時間が空いたんだよね?


橋本:そうです。


竹中:実際に合宿オーディションが行われてからオンエアまでに、1カ月くらい空いていたんです。だからその間は、どういう風にメンバーに溶け込んでいったのか、合宿以降のオンエアで確認するしかできなくて。大丈夫かな~あの中に入るのは大変だろうな~と思いながらも、「でも負けるなよ!」みたいな気持ちでオンエアを楽しみにしていたんですね。その上で完成形のMVを見た時は、その1モーション目でピリッとしてて。振り付けを初めて見た時に感じた、まだ見ぬ風景だけど、きっとこういう映像を浮かべて振付師さんが作ったんだろうという光景が、すごく具現化されていたと思った。だから、すごく感動したんです。


ーーラストバトルでは、今度は橋本さんがバトルを挑まれたわけですけど、挑まれたことはどんな風に受け止めましたか?


橋本:挑戦者だった時よりも、暫定メンバーとしてパフォーマンスするほうがすごく緊張しました。それはみんなも言っていることです。挑戦者は負けても仕方がないと諦めがつくけど、暫定だと負けるとすごく悔しいし。だからめちゃめちゃ緊張したし、パフォーマンス前に泣いちゃったし。


ーーラストバトル(9月30日放送、3rdシーズン#21)では得意のハロプロ曲を封印して、指原莉乃さんの「それでも好きだよ」を選んだのはどうしてだったんですか?


橋本:あれは「明日テンキになあれ」を歌った時のネットの反応が、「怖い」とか「性格が悪そう」というものが多くて、それで「ちょっとやりすぎちゃったかな」って思って(笑)。


竹中:自重したんだ(笑)。


橋本:そうなんです。「怖い」って言われないように、かわいい曲を選んだんです。もともと指原さんは憧れの存在でもありますし。


竹中:私は、ラストバトルはオンエアで見ていましたけど、暫定メンバーとして残って良かったなってすごく思いました。これって要は、最終オーディションを永遠にやってるようなものなんです。暫定とは言え楽曲も衣装も与えられるので、さも正式のつもりになっちゃうけど、あくまでも暫定で、最後まで正式メンバーではないんです。だからこそ、選ばれた時は「やっと勝ち取った場所」という実感が、本人たちには湧くのかなって思います。だから橋本さんも挑戦される側になってバトルし勝つことで、初めて自信が得られると思ったし。「ここにいて良いんだ」とメンバーが実感できるのが、この番組の醍醐味ですよね。


橋本:挑戦者の時には感じられない緊張感があって、自分でも成長が実感できました。それにラストバトルという重要なバトルだったから、そこで勝つことができたのは、自分にとってすごく自信になりましたね。正式メンバーになって、やっとセンターという実感が持てた感じです。暫定の時は、いまひとつセンターとしての実感がなくて。暫定から正式になった瞬間に、「自分はセンターだ!」っていうものが湧きました。


■生き様がかっこいい、それでこそ橋本桃呼


ーー番組を通して成長できる番組。竹中さんは、こういう入れ替えバトルという企画自体についてはどう思いますか?


竹中:私は、女の子がすり減っていく姿をあまり見たくはないので、いち視聴者だとしたら見なかったと思います(笑)。だから審査員としてお話をいただいた時も、すごく迷ったんです。それは他の審査員のみなさんもそうだと思います。責任重大だし、どっちを選んでも、目の前で女の子に泣かれるのは、精神的にめちゃめちゃしんどいですよ。1人の女の子の人生をこういう形で決めちゃっていいのか? というのもあるし。


ーーそれでも引き受けたのは?


竹中:自分の苦手意識の克服の意味も込めてです(笑)。……基本的には、アイドルはもっとキャッキャしているもので、最初から仲良しの同じメンバーが長く活動していくのが理想だと思っているので。


ーー竹中さんが理想とするかたちとは違ったタイプの魅力を持ったアイドルになるのかもしれないですね。


竹中:そうですね。でも1期生の動向なども見て思うのは、今回はWセンターとして2人が選ばれたけど、ずっとWでいくわけではなく、だんだん1人に絞られてくるんじゃないかということ。人数的な面でも、1期生はすぐに人数が変わったし。そういう意味で言うと、「センターしかない」と言って橋本さんは入ってきてセンターになったけど、「愛しか武器がない」以降もそのまま2期生のセンターとしてやっていくのか、この曲以降が本当のセンターを決める戦いになるのかもなって思っています。


橋本:メンバー内でも、そういう話は出ていて。ここで終わりじゃなくて、ここからが始まりで。何が起こるか分からないし、メンバーから外されるかもしれないって言っている子もいて。これからのことは、私達も考えています。でも今は、できることをしよう、それにはとにかくスキルを上げることしかないと話していて。そういう共通意識を持って、個人で努力していけたらと思っています。


竹中:まったく安心できないね(笑)。


橋本:でも、AKB48さんをはじめアイドルの方は、全員そういう気持ちを抱えて活動をしていらっしゃると思います。常に崖っぷちに立っている気持ちです。


ーー竹中さんから、何か聞いてみたいことはありますか?


竹中:前にも聞いたかもしれないけど、立ち位置1番と2番があって、どちらもセンターなのにあえて1番を選んだのはどうして?


橋本:自分の中では1番か2番を指名しようと、最初から決めていました。1番にしたのは……篠原さんの「愛しか武器がない」を見て、最後に篠原さんがニヤッとする表情をしていて「おお~!」と思ったんですね。それでどうせ負けるなら、より強そうな相手に負けるほうがいいと思って。自分がよりすごいと思った人と戦いたかった。今でも篠原さんのことは尊敬しているし、自分が尊敬する人と対戦して勝てたら、よりすごいんじゃないかって思って。負けてもやっぱりすごかったんだとすっきり諦められるし。昔から私は、ものごとを中途半端に終わらせてしまうことが多かったから、今回は中途半端にしたくなかったし。……決して、まなんちょす(水野)が下手とか尊敬していないと言ってるわけじゃないんですけど……(笑)。


竹中:すごい。橋本さんとして理想の答えです(笑)。審査員からすると「その子は強いぞ」と分かってても、同年代からすると「勝てそう」と思われてしまいやすい子に指名が集中していたらしくて。だから1番には指名が来ないと、スタッフからも聞いていたんです。そんな中で、「センターをやりたい!」、しかも1番でという橋本さんが出てきた時は、「どうしてなんだろう?」と、ずっと思っていたんです。だから今、理由を聞いて「よりかっこいい」と思いました。


橋本:ありがとうございます!


ーー「愛しか武器がない」は、すでにライブなどで歌っていますが、人前で歌うのとスタジオで歌うのとはどんな違いがありますか?


橋本:歌っていて、普通に楽しいです(笑)。戦い抜いてきたみんなだし、人前でこの衣装を着て「愛しか武器がない」を歌えているのが、すごく楽しい。歓声やコールが聞こえるとテンションもアガります。


ーーこの曲から何が伝わったらいい?


橋本:この曲は、聴く人それぞれで違う解釈ができる曲だと思っています。メンバー同士で、「私はこういう解釈だと思う」「私はこう思う」とか話し合っても、違った意見がたくさん出てきます。だから聴く人もそれぞれで、自分だけの解釈を見つけてくれたらうれしいなと思います。あと注目してほしいのは、ダンスです! みんなで歩いて交差するところとか。サビで〈愛〉と歌うところは、手でハートの形を作るところを注目してほしいです!


竹中:歌については、人数も多いしソロパートがあるわけでもないから、これからひとりひとりの声が立ってきたりするのかなって思いますね。


ーー次の曲が気になりますね。


橋本:私は、自分の立ち位置が気になります!


竹中:(笑)。


ーーどんなアイドルになりたいですか?


橋本:今の2期生はかっこいいイメージだと思うんですけど、私が思うアイドルの理想像って、少しライブを見ただけで幸せになってくれたり元気になってくれるものだと思うので。そういうアイドルになりたいです。


竹中:橋本さんはもう、このままでいいと思います。このままで、ついてきてくれる人はついてくれるし、見てくれる人は見てくれる。「愛しか武器がない」のかっこよさとは別に、“生き様がかっこいい”と思うので。「立ち位置が気になります」とか言ってるくらいのほうが頼もしいし、それでこそ橋本桃呼だなって思います。