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先延ばし癖が治らない人 「スマホやってると時間が飛ぶ」「ギリギリまでレポート終わらん」

2018年12月01日 08:41  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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「今日こそ試験勉強を頑張ろう!」と意気込んでも、気づいたらダラダラ過ごして後悔した経験はないだろうか。やらなきゃいけないとわかっているのに、なぜかできない。いつしか物事の先送りが普通になってしまい、そんな自分に嫌気がさす。

5ちゃんねるには11月22日、「先延ばし癖ってどうやったら直せるの?」というスレッドが立った。スレ主は行動できない自分に後ろめたさを感じており、

「スマホやってると時間が飛ぶわ」
「光陰矢の如しとはよう言うたもんやな」
「直したいんだけど行動に移せないなんでだ」

などと嘆いている。

「先延ばしを治すことすら先延ばしするのか」

スレッドには、「あと一週間で免許失効するわ」「ワイも治らん。そもそも治したいと思ったことがないわ」など、すべきことをせずにダラダラしてしまう人からのコメントが書き込まれている。

他には、

「バイトせなあかん思って半年以上何もしない 大学行かなあかん思って行かず留年 免許取らな思っていくも期限一週間前に取得 ワイのことや」
「俺は『ギリギリでいいや』って思って生きてるわ 小学校の頃から、夏休みの宿題は30日、31日で済ましてるしな 仕事の締切もギリギリまでやらんで、家に持ち帰ってやってるわ」
「絶対無理やギリギリまでレポート終わらん」

といった先延ばしエピソードも寄せられた。

結局のところ、すぐに行動しなくてもどうにかなることに慣れてしまい、行動が遅くなっているのだろうか。数々の投稿を見て、「先延ばしを治すことすら先延ばしにするんやな」とツッコミを入れる人もいた。

メンタリストDaiGo「すぐに行動できなかった自分を許そう」

なぜ人は先延ばしをしてしまうのだろうか。

心理に関する著作を多く持つメンタリストDaiGoさんは自身のYouTubeチャンネルで、先延ばししやすいのは「自分を許せない人」と話している。たとえば、完璧主義の人が資料を頼まれた場合、仕上がりにこだわるあまりすぐに行動しない、というケースがそれに当たる。

対策として、誰もが先延ばしするものだと認め、すぐに行動しなかった自分を許したうえで、どうしたら先延ばしをしないようになるかを考えることをアドバイスした。

5ちゃんねるのスレッドではその他の対策として、「先延ばししてひどい目に遭っても治せないのなら逆に先延ばししなかったことでホッとする体験を積み重ねるしかないねぇ」といった内容が挙がった。

すべきことを放置しているのは、気持ちよくないものだ。気づいたら「やらないといけないことでスケジュールがいっぱい」という状態にならないために、少しずつでも先延ばし癖を改善していきたい