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瑛太と橋爪功が相対する 藤沢周平原作サスペンス時代劇『闇の歯車』製作決定

2018年11月30日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 日本映画放送株式会社が運営する時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品の最後を飾る、オリジナル時代劇『闇の歯車』の制作が決定した。


 本作は、藤沢周平が犯罪という人間のダークサイドに切り込んだ傑作サスペンス時代小説を映像化したもの。現金強奪という犯罪に、一獲千金の夢を見た、とある謎めいた男の呼びかけで集まった4人の男たちの運命が、事件のあとでどう変わっていくのかを描く。


 主演には、若い世代を中心に圧倒的な支持を集める瑛太を起用。そして、その好敵手役を橋爪功が務める。監督は『鬼平犯科帳 THE FINAL』『剣客商売(北大路欣也版)』『三屋清左衛門残日録』シリーズの山下智彦。


 本作は、時代劇専門チャンネルにて2019年2月9日にテレビ初放送される。さらに、放送に先駆けて、2019年1月19日より丸の内TOEIほか全国5大都市を中心に、期間限定で上映が実施される。


■瑛太 コメント
藤沢周平作品は、時代劇の中でも特別な世界観を感じます。
その中で念願かない、大先輩である橋爪さんと対決することになるのがとても楽しみです。初日に橋爪さんと目と目が合う芝居だけで、武者震いを隠せませんでした。そして、時代劇に精通している山下監督のもとで主演を務めることは、自分にとても大きな意味を持つことになるでしょう。監督は明るく面白いが、勢いがある。まさに「怪物」。初日の1カット目、威勢よすぎる掛け声「スターツ」を聞き、“作品に命を懸けて向き合っている”ことを感じました。刺激を与えてくれる存在でありながら、温かい目でも見てくれる。そんな監督だからこそ、キャスト、スタッフは全力で監督についていく。そして現場全体に安心感が生まれるのでしょう。このスタッフ、キャストで作っていけば、台本を読んで想像した以上のものが生まれていくと確信してます。


■橋爪功 コメント
時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇に出演するのは、『鬼平外伝 老盗流転』『吹く風は秋』に続いて3作目になりますが、こうして再び声をかけてもらえることが嬉しく、楽しく演じさせていただいています。これからお年寄りの方々が増えていく中で、シニア世代が楽しめるエンターテインメントが必要だと感じています。今回の作品は「義理人情」ではなく「サスペンス」が主軸。たくさん悪党が出てきて、誰に注目したらいいのかわからないくらい、色々な視点からお楽しみ頂けると思います。こうした新しい形の時代劇も味わって頂ければ嬉しいです。


(リアルサウンド編集部)