トップへ

WEC:ACO、2019年ル・マン24時間のエントリーリストを2回に分けて発表へ

2018年11月30日 11:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

第86回ル・マン24時間2018の出場マシン
WEC世界耐久選手権とACOフランス西部自動車クラブは2019年6月15~16日、フランス、サルト・サーキットで開催される第87回ル・マン24時間レースのエントリーリスト発表を2段階に分けて実施すると発表した。

 スポーツカーレースにおける新しい時代の始まりを告げるシーズンとして、2018年から2019年に跨るカタチで行われているWEC“スーパーシーズン”。2019年のル・マンはそんなスーパーシーズンの最終戦にあたる一戦だ。

 2018年、悲願のル・マン初優勝を飾ったトヨタのル・マン2連覇が懸かる第87回大会の出走可能台数は例年どおり60台に設定され、エントリーリストではこれに10台分のリザーブ枠が追加される。

 ル・マンの出場権は前年大会の各クラス優勝チーム及びWECフル参戦チームに与えられるが、この他にもELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(4枠)、AsLMSアジアン・ル・マン・シリーズ(4枠)、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(2枠)、ミシュラン・ル・マン・カップ(1枠)の各シリーズチャンピオンも招待枠チームとして伝統のレースへの出場が認められている。

 一方、これらの条件に当てはまらないチームについては、2018年12月20日から2019年1月31日までに出場申請を行う必要があり、ACOの審査を経て出場の可否が判断されるという。

 例年、ACOをこれらをまとめた暫定エントリーリストを2月上旬に発表してきた。しかし、2019年はこれを改め、まずは2月11日に約50台分のリストを公開。その後、3月1日に残りの約10台のエントリーとリザーブ枠を追加した正式版をリリースする予定だ。