2018年のF2チャンピオンで、2019年にはウイリアムズからF1にデビューを果たすジョージ・ラッセルが、今年F2シーズンをともに戦ったアレクサンダー・アルボンがF1に昇格することができてうれしいと語った。
メルセデスがサポートするラッセルは、2017年にはGP3でタイトルを獲得、2018年にはF2に参戦し、チャンピオンとなった。ラッセルは、メルセデスがパワーユニットを供給するウイリアムズの2019年レースシートを獲得した。
2018年F2選手権のランキングトップ3は全員来シーズンF1に参戦する。チャンピオンのラッセルはウイリアムズ、ランキング2位のランド・ノリスはマクラーレン、3位のアルボンはトロロッソと契約した。
このなかで最後にF1昇格が決まったのはアルボンだった。アルボンは2018/19年のABBフォーミュラE選手権に向け、ニッサン・e.ダムスとの契約を結んでいたが、アルボンの獲得を望むレッドブル上層部がチームと交渉。その結果、アルボンとニッサン・e.ダムスとの契約は解除され、彼が2019年にトロロッソ・ホンダに加入することが26日に発表された。
F2でのライバル、ラッセルは、アルボンがF1で走るチャンスを得ることができてうれしいと語った。
「本当によかったと思っている。彼は素晴らしいドライバーだからね」とラッセル。
「ジュニア時代のキャリアは楽ではなかったけれど、彼が素晴らしいドライバーであることは間違いないし、今回のチャンスに値する」
「彼はF1での経験がまだないが、レースに出て、シーズンが終盤に近づくころには、いいパフォーマンスを発揮できるようになるだろう」