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忘年会は「勤務時間内にやってほしい」「居酒屋開催に飽きた」社会人の半数 7割は「仕事の一貫」というスタンス

2018年11月30日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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貸しスペース事業を行う「スペースマーケット」は11月27日、「職場の忘年会に関する調査」の結果を発表した。社会人の71.3%が「忘年会を仕事の一貫だと思う」と答えており、「勤務時間内に実施してほしい」と考える人が48.8%いる。

「職場の忘年会に参加したくない」と思う人は39.6%で、主な理由には、「プライベートを優先したい」(24.1%)「上司の対応が面倒くさい」(18.5%)が挙がった。調査は、今年11月16日~19日の間に実施。全国のスペースマーケット会員を対象に行い、1585人から回答を得た。

「ランチ忘年会」「鍋パーティー」など変わり種を希望する声も


「職場の忘年会で求めていること」は、「美味しい食事を楽しみたい」、「人間関係を深めたい」、「色々な人と話してみたい」、「仕事以外の話をしたい」、「普段とは違う空気を楽しみたい」など、コミュニケーションに関する項目が上位にランクインした。

忘年会を始め、多くの社内食事会は居酒屋で行われることが多いが、居酒屋での忘年会に飽きている人は53.9%。「普段とは違う雰囲気・内容の忘年会をしてみたい」人は81.3%に上っている。具体的には「ランチ忘年会」がトップで、「室内アクティビティ(卓球やダーツなど)」、「鍋パーティー」、「たこ焼きパーティー」が続いた。

「飲み会での上司の対応は面倒くさい」と思っている人は49.7%。「わざわざ並んで乾杯しにいかなければいけない」、いわゆる「乾杯行列」のほか、「ずっと同じ自慢話を繰り返してくる」などの武勇伝ループを億劫に思う人が多い。こうした風習が、忘年会への参加意欲を下げているようだ。

また、普段の職場で「上司と本音で話せていない」と回答した人は40.2%。上司の立場の人に「部下と本音で話せているか」聞くと、「話せていない」が35%だった。一方、「対上司」では61.2%、「対部下」では69.7%が「もっと本音で話したい」と答えている。本心ではもっと密なコミュニケーションを取りたいと思っている人が多いようだ。