ヒュー・ジャックマン　「これまでの役者人生で最高の共演者」と妻を絶賛

『X-メン』のウルヴァリン役や『グレイテスト・ショーマン』などで知られるオーストラリア出身の俳優ヒュー・ジャックマン。彼がこのほどポッドキャスト番組に出演し、22年間連れ添っている妻デボラ＝リー・ファーネスへの想いを明かし、その愛妻家ぶりが話題を集めている。

ハリウッド屈指の“年の差カップル”として知られるヒュー・ジャックマン（50）とデボラ＝リー・ファーネス（62）夫妻。ともにオーストラリア出身の2人は1995年、故郷で放映されていたドラマ『Corelli』の現場で共演者として出会った。当時“駆け出し俳優”だったヒューにとってはまさに“高嶺の花”だった人気女優デボラだが、ヒューは13歳という年齢差も気にせず猛アタック、出会ってわずか11か月後の1996年4月に結婚している。

それ以来デボラと円満な結婚生活を送っているヒューが、このほど出演したポッドキャスト番組『Aussies in Hollywood』のインタビューで、交際当初のエピソードを紹介した。

付き合い始めて3週間ほど経った頃に、ヒューはデボラから別れを切り出されたことがあったという。当時「俳優とは付き合わないこと」「30歳以下の男性とは絶対に交際しないこと」を新年の抱負に掲げていたデボラにとって、ヒューとの交際には戸惑う気持ちもあったのかもしれない。

しかし出会った当初からデボラこそが“運命の人”と確信していたヒューは、別れを切り出すデボラをなんとか説得して交際を続けたそうだ。そして出会いから11か月後にめでたく夫婦となっている。

「デボラもよく知っているけど、僕はとても優柔不断な人間でね。何かをはっきり確信できた瞬間ってのは、これまでの人生を振り返っても片手で数えるほどしかないんだ」と明かすヒュー、しかしデボラのことは「100％確信していた」と当時を振り返った。

その後ハマり役に恵まれたヒューはスター街道まっしぐら、現在はハリウッドを代表する名俳優へと成長した。これまで数々の有名俳優らと共演してきているヒューだが、これまでで最高の共演者は「間違いなくデボラ」だとして、このように断言した。

「デボラとまだ恋愛関係になる前のことだけど、互いの相性は最高だったね。共演シーンでは毎回ミラクルが起こっていた。あんなことは役者人生の中で、後にも先にも一度きりさ。」

名俳優へと成長を遂げた今も妻を深くリスペクトする愛妻家のヒューだが、デボラもヒューがブレイクするずっと前から献身的な愛とサポートを注いできた、まさに“先見の明”に優れた女性だ。そんなデボラは、間もなく63歳の誕生日を迎えるが、当日はきっと幸せに満ちた素晴らしい一日となることだろう。

画像は『Hugh Jackman　2018年11月18日付Instagram「Off to the Governors Ball with my beauty.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）