アブダビでのF1オフシーズンテスト最終日にトップタイムを出し、高いパフォーマンスを披露したシャルル・ルクレールは、特別な感情を胸にその日を締めくくった。
F1キャリア1年でフェラーリのシートを射止めたルクレールは、2019年のチームメイトであるセバスチャン・ベッテルのテストを引き継ぎ、テストプログラムの走行をこなし、ベッテルを上回る好タイムを叩き出していた。
しかし、これは21歳のルクレールにとっては節目となる瞬間だった。68年の歴史を持つフェラーリF1をドライブする名誉を与えられ、特別なチームに加入したことを実感している。
「もちろん感動的だったよ」とルクレールは語った
「フェラーリマシンをドライブするのは特別なことだ。なぜなら今日は、実現するかどうか分からなかったけれど、僕が長いこと待ち望んでいた日なんだ」
「とても喜んでいるし、僕たちの作業にも満足している。このマシンと来年のタイヤの比較テストを中心にしたすべてのプログラムを行ったんだ」
「僕にとっては重要なテストだった。チームのことをより知ることができたからだ。フェラーリ・ドライバー・アカデミーにいたから、知っている人もいたけれどね」
「次の数週間で、できる限り最高の態勢を整えて、チームの全員やチームメイトから学んでいくよ。来シーズンが始まるのが待ちきれない……」