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インドで5,783gの赤ちゃん誕生 母親「まさにビッグ・サプライズ」と大喜び

2018年11月29日 16:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

5,783gの女児が誕生し喜びいっぱいの一家(画像は『Storytrender 2018年11月28日付「BIGGEST BUNDLE OF JOY! SHOCKED INDIAN MUM DELIGHTED TO WELCOME BOUNCING BABY WEIGHING ALMOST 13LBS」(Pic By Caters News)』のスクリーンショット)
先日、オーストラリアの女性が5,755グラムのビッグな赤ちゃんを出産したというニュースをお伝えしたばかりだが、このほどインドで5,783グラムの元気な女児が誕生した。2週間ほど前の超音波検査で胎児の体重は約2,700グラムと推測されていただけに、ビッグベビーを授かった母親は「まさにビッグなサプライズ」と喜びを露わにしている。『Storytrender』などが伝えた。

インドのマハーラシュトラ州プネー県カラディーに住む37歳のガリマ・スリヴァスタヴァさん(Garima Srivastava)に11月19日、第2子となる女児が生まれた。地元の産婦人科病院で帝王切開により誕生した女児は、体重が約5,783グラムもあるビッグベビーで、医師から体重を聞いたガリマさんは驚いたという。

「15日前の超音波検査の時には、お腹の胎児は体重2,722グラムと言われていたのに、2週間ほどで2倍以上になって生まれてくるなんて。まさにビッグ・サプライズです。」

ガリマさんには9歳になる長女がいるが、長女の出生体重はわずか1,361グラムだったそうだ。そのため検査の時、第2子の体重を聞いたガリマさんに不安はなかった。妊娠中は健康を保つためフルーツの盛り合わせを一日に少なくとも2箱は口にしていたというガリマさんだが、なぜ2週間で赤ちゃんがこんなに成長したのかはわからないと話す。ガリマさんは、我が子が元気に生まれてくれたことが何より嬉しいようで「母によると、私も生まれた時は4,990グラムほどあったビッグベビーだったそうです。だから娘が大きく生まれても気にしていません」と語っている。

しかし、インドでは新生児の平均体重は2,722グラムほどとされており、ビッグベビーの誕生というのは稀のようだ。ガリマさんが出産した産婦人科病院のモヒータ・ゴヤル医師(Mohita Goyal)は、「大きな赤ちゃんだったので、手術室ではみんな驚いていました。赤ちゃんが顎を反らした状態の反屈位だったため帝王切開で赤ちゃんを取り上げましたが、手術は非常に困難でした。ですが元気に生まれてくれて、母子ともに健康状態が良好なので何よりです。それにしても、糖尿病患者以外の母親からこのような大きな赤ちゃんが生まれるのは稀なことです」と話している。

さらに新生児科のトシャー・パリク主任医師(Tushar Parikh)は、「このような大きな赤ちゃんは巨人症乳児として知られており、体がより多くのグルコースを必要とするので低血糖のリスクを抱えています。そのため、大きな赤ちゃんは血糖値を監視しなければならないのです。一般的にこのような赤ちゃんは、家系の特性で生まれるとされています」と述べている。

画像は『Storytrender 2018年11月28日付「BIGGEST BUNDLE OF JOY! SHOCKED INDIAN MUM DELIGHTED TO WELCOME BOUNCING BABY WEIGHING ALMOST 13LBS」(Pic By Caters News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)