クエンティン・タランティーノ監督、55歳でついに結婚

映画『キル・ビル』シリーズや『ジャンゴ 繋がれざる者』（2012年）などで知られるクエンティン・タランティーノ監督（55）。そのタランティーノ監督が現地時間28日、イスラエル人歌手兼モデルのダニエラ・ピック（35）と結婚したという素敵なニュースが届いた。

クエンティン・タランティーノ監督は2009年、映画『イングロリアス・バスターズ』のプロモーションのためイスラエルを訪問した時にダニエラ・ピックと出会った。ダニエラの父はイスラエルの有名な歌手であり作曲家で、2人は破局と復縁を繰り返した末に昨年6月に婚約している。タランティーノ監督とダニエラは昨年9月にニューヨークで婚約パーティーを行い、ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマンら豪華なセレブが出席していた。

そんなクエンティン・タランティーノ監督とダニエラ・ピックが現地時間28日、ロサンゼルスで結婚式を挙げたと『PEOPLE.com』が報じた。ダニエラは美しいシルクのドレスを身にまとい、髪にはティアラとベールを合わせ、タランティーノ監督は黒のスーツを着用。式場には白をベースにした美しい花がアーチ型に飾られ、2人がその下で手を繋いでいる写真が公開されている。

結婚式は親しい家族や友人など20人ほどのこぢんまりとしたもので、俳優のハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、イーライ・ロスらが出席したという。

タランティーノ監督はブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、マーゴット・ロビーが出演する新作『Once Upon A Time in Hollywood』（原題、2019年8月9日全米公開）の撮影を数日前に終わらせたばかりだった。

クエンティン・タランティーノ監督とダニエラ・ピックにとって、結婚は今回が初めてになる。タランティーノ監督は2009年、なぜ一度も結婚したことがないかということについて「映画を作っている時は、他のことは何もしないんだ。全て映画だけになるから。妻はいない。子供もいない。邪魔になるものは何もないよ」と語っていた。

55歳にして生涯の伴侶を得たクエンティン・タランティーノ監督。仕事一筋で生きてきたタランティーノ監督に映画よりも大切な存在ができたのかもしれない。

画像は『DANIELLA PICK　2017年7月27日付Instagram「THANK YOU FOR ALL THE LOVE」』『Svika Pick , Maestro　2018年11月28日付Instagram「28.11.18」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　朝倉リリー）