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SBK:へレステストは王者レイがトップで終える。バウティスタがドゥカティ・パニガーレV4 Rで初走行

2018年11月29日 00:41  AUTOSPORT web

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SBKへレステストを総合トップで終えたジョナサン・レイ(カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBK)
11月26日~27日にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われたスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するチームのテストは2日間の日程を終了。ディフェンディングチャンピオンのジョナサン・レイが総合トップとなった。

 SBKのへレステストには、カワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBKのレイとレオン・ハスラム、Aruba.itレーシング-ドゥカティのチャズ・デイビスとアルバロ・バウティスタ、パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームのアレックス・ロウズとマイケル・ファン・デル・マーク、GRTヤマハ・チームのマルコ・メランドリ、サンドロ・コルテセ、計4チーム、8人のライダーが参加した。

 総合トップとなったレイはテスト初日、サスペンション、タイヤ、シャシーのテストやセッティングの調整を実施し、57周を周回。1分39秒657で初日のトップタイムを記録した。2日目はエンジンとシャシーの調整に取り組みながら周回を重ね、1分38秒713を記録して2日目もトップに。レイは総合でも首位でテストを終えた。

 総合2番手につけたのはロウズ。ロウズはチームメイトのファン・デル・マークとともにアップデートパーツやシャシー、スイングアーム、電子制御をテスト。初日は1分40秒296で4番手、2日目はトップのレイから0.664秒差の1分39秒377で2番手、総合でも2番手となった。

 2019年からレイのチームメイトとなるハスラムは、SBK仕様のカワサキZX-10RRとチームに慣れことに集中。初日は午後にクラッシュを喫したが、71周を周回して1分40秒390を記録し5番手。2日目は1台のみでテストを実施するも100周以上周回し、1分39秒766を記録して総合3番手となった。

 へレステストではMotoGPからSBKに戦いの舞台を移したアルバロ・バウティスタがドゥカティのパニガーレV4 Rで初走行。初日は1分39秒979で2番手につけた。2日目、バウティスタは2度の転倒を喫するも、順調に周回を重ね1分39秒845を記録し4番手。総合でも4番手で最初のSBKテストを終えた。

 以下、SBKへレステスト2日間の総合結果。

■SBKへレステスト総合結果(編集部集計)
Pos.RiderTeamTime1J.レイカワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBK1'38.7132A.ロウズパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム1'39.3773L.ハスラムカワサキ・レーシング・チーム・ワールドSBK1'39.7664A.バウティスタAruba.itレーシング-ドゥカティ1.39.8455C.デイビスAruba.itレーシング-ドゥカティ1.39.8526M.ファン・デル・マークパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム1'40.0927M.メランドリGRTヤマハ・チーム1.40.2358S.コルテセGRTヤマハ・チーム1.40.592