イタリアの国民車として愛されたスモールコンパクトを現代的な解釈で蘇らせた『フィアット500(チンクエチェント)』に、イタリア製の高級家具ブランド“ポルトローナ・フラウ”社製のレザーシートを採用した限定車『500 Lusso(ルッソ)』が登場。300台限定で11月17日より発売が開始されている。
ラグジュアリーを意味するイタリア語“Lusso(ルッソ)”が商品名となった同モデルは、かつては設定されたものの、現在のカタログモデルとしては導入のない上級グレード“500 1.2 Lounge(ラウンジ)”をベースにチョイス。
可変バルブタイミング機構を採用した直列4気筒1240cc自然吸気エンジンを搭載し、最高出力60PS、最大トルク102Nmのエンジンを5速のロボタイズドMTで操る軽快さが魅力となり、駆動ロスの少ないAMTの恩恵により、JC08モード燃費で19.4km/リッターを誇る省燃費性能も自慢のパワートレーンとなっている。
その『500 Lusso(ルッソ)』に、イタリアを代表する家具のラグジュアリーブランド、ポルトローナ・フラウが手がける高級レザー、ペレ・フラウ(Pelle Frau)をシート表皮に採用。革本来の自然な柔らかさを特徴とし、独特な美しさとスムースな触り心地を実現する独自の加工技術を用いた2色のレザーが用意された。
また、15インチ18スポークUデザインアルミホイールや、クローム仕上げのドアミラーカバーも備えられ、上質感を一層引き立てるエクステリアにも仕上げられている。
ボディカラーはミントグリーン、ボサノバ ホワイトの2色が用意され、ミントグリーンにはブラウン、ボサノバ ホワイトにはブラウンとボルドーの2種類のレザーシートが設定される。
都合、2色3パターンの内訳で各100台の導入となり、価格は240万円となっている。
公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/limited/lusso/