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ホンダF1がハートレーに感謝の言葉「パワーユニットの前進に貢献し、我々に自信を与えてくれた」

2018年11月28日 12:42  AUTOSPORT web

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2018年F1第17戦日本GP ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)、予選6番手をチームと祝う
ホンダ・モータースポーツの上層部から、トロロッソ・ホンダを2018年末で去ることが決まったブレンドン・ハートレーに対して感謝の言葉が贈られた。

 2017年アメリカGPでトロロッソに加入したハートレーは、2018年から同チームでフルシーズンを戦った。しかしチームは2019年のドライバーとしてダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することを決めたため、ハートレーの離脱が確定した。実質的に他チームにも空きシートがないため、ハートレーが2019年にF1に残れる可能性はなくなった。

 2018年最終戦アブダビGP後の月曜にアルボンの起用が発表された後、ホンダはハートレーに対して感謝の言葉を贈った。

「WECのダブルチャンピオン、そしてル・マンウイナーという素晴らしいキャリアを持つブレンドンからは、一緒に仕事をするなかで、我々のPU(パワーユニット/エンジン)に関して、ハイブリッドカーでの豊富な経験を元にした的確で素晴らしいフィードバックをたくさんもらいました」とホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏。

「それらのコメントは、予選、レースに向けたセッティング面のみでなく、PUの技術を前進させるうえで、非常に有意義なものでした」

「メンバー全員があなたと仕事をすることを楽しんでいましたし、本当に一緒に仕事ができてよかったです。ブレンドンの今後のさらなる飛躍を願っています」

 山本雅史ホンダモータースポーツ部長は、次のようにコメントしている。
「ホンダとして、ブレンドンの一年間のハードワークに非常に感謝しています。本当に親しみやすく、誰からも愛される人柄、そして常にホンダや日本に対してリスペクトをもって接してくれたあなたの言葉は、苦しい状況にあった我々に自信とパワーを与えてくれました。特に、鈴鹿での予選6位という結果は、ホンダにとって大きな意味を持つものでした」

「来年一緒に仕事をできないことは本当に残念ですが、今後のさらなる飛躍を願っています。またいつでもホンダに日本食を食べに来てください! 今まで本当にありがとう」