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松坂桃李主演『居眠り磐音』に木村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮ら

2018年11月28日 11:31  CINRA.NET

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『居眠り磐音』キャスト ©2019映画「居眠り磐音」製作委員会
松坂桃李の主演映画『居眠り磐音』の追加キャストが発表。あわせて特報映像が公開された。

シリーズ累計発行部数2000万部を突破している佐伯泰英の同名時代小説を映画化する『居眠り磐音』。命令で幼なじみの琴平を討ち取り、許婚の奈緒を残して脱藩した坂崎磐音が、鰻割きや両替商・今津屋の用心棒の仕事に就いて江戸暮らしに慣れ始めるも、今津屋が南鐐二朱銀をめぐる騒動に巻き込まれる事件が起き、今津屋を守るために立ち向かうことになる、というあらすじだ。磐音役を松坂桃李、監督を本木克英が務める。公開は2019年5月17日。

今回出演が明らかになったのはダブルヒロインとなる木村文乃、芳根京子をはじめ、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介、ピエール瀧、陣内孝則、谷原章介、中村梅雀、柄本明ら。木村文乃は浪人暮らしとなった磐音が江戸で身を寄せる金兵衛長屋の娘・おこん役、芳根京子は磐音の許婚として祝言を間近に控えながら、磐音が自身の兄・琴平を斬るという運命に翻弄される奈緒役をそれぞれ演じる。

また柄本佑は奈緒の兄で磐音の幼なじみ・小林琴平役、杉野遥亮は磐音と琴平の幼なじみで、琴平のもう1人の妹・舞の夫・河出慎之輔役、佐々木蔵之介は磐音の剣の師匠・佐々木玲圓役、ピエール瀧は関前藩国家老・宍戸文六役、陣内孝則は遊郭「三浦屋」の主人・庄右衛門役、谷原章介は今津屋の主人・吉右衛門役、中村梅雀は磐音が住む長屋の大家・金兵衛役、柄本明は両替商・阿波屋の主人・有楽斎役にキャスティング。

さらに石丸謙二郎、財前直見、西村まさ彦、橋本じゅん、早乙女太一、中村ゆり、波岡一喜らの出演も明らかになった。

あわせて公開された特報映像では遠藤憲一がナレーションを担当。松坂桃李演じる磐音が「かたじけない」と話す様子や刀を構えるシーン、「新元号はニューヒーローで幕を開ける」というコピーなどが確認できる。

■木村文乃のコメント
本格的な時代劇には初挑戦で、京都の撮影所も初めてで不安も多かったのですが、改めて京都という町とスタッフの皆さんが好きになった撮影でした。おこんは太陽の似合う人情に厚い、江戸の女です。そして、町娘なので時代劇とは言え作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きできることが楽しかったです。磐音さんへと奈緒さんへと、あっちにこっちに気持ちを真っ直ぐ向けるおこんを楽しんでいただけたら幸いです。

■芳根京子のコメント
松坂さん演じる磐音様を、ひたむきに愛し、強く想い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います。私も早く大きなスクリーンで、磐音様に会いたいです。

■柄本佑のコメント
大好きな本木監督の元、大好きな桃李さんと、大好きな時代劇を、という自分的に特だらけの現場でした。しかも京都で!!うん、嬉しい現場でした。

■杉野遥亮のコメント
これから始まる壮観な物語の起因となる河出慎之輔を通して、逞しい先輩方の背中に感情的になる日々でした。この先の自分の養分となり財産となる作品に巡り会わせて頂いたことに感謝しています。

■ピエール瀧のコメント
宍戸文六役のピエール瀧です。今回、自分史上最も位の高い“家老”の役を仰せつかりました。自分が家老とは気恥ずかしい気がしますが、ちゃんと悪い奴なのでご安心ください。

■陣内孝則のコメント
大変、感動的な沁みる脚本でした。私は、2日間の撮影でしたが、ヒットメーカーの本木監督と主演の松坂桃李君をはじめとするトビキリ魅力的なキャストと共演できた事がとても刺激的で至福の時でした。シリーズ化して欲しいです。

■谷原章介のコメント
この度居眠り磐音に参加することができて本当に光栄です。もともと原作を読んでいたこともあり、どんな世界になるのか楽しみだったのですが、ファンの立場としても面白い作品に仕上がってること間違いなしです。ご期待ください!

■中村梅雀のコメント
魅力的な登場人物たち、それぞれの人生に色々な事情があり、そのバランスが素敵な作品だと思います。江戸庶民の代表の様な大家・金兵衛。楽しんで演じさせて頂きました。

■柄本明のコメント
本木監督とは「空飛ぶタイヤ」以来です。
世代を問わず楽しんでいただけるものになっていると思います。

■本木克英監督のコメント
本格的な時代劇に相応しく、しかも新鮮なキャストが揃ったと思います。
この映画の軸が「悲恋の物語」でもあるため、女優の選択は特に重要でした。
木村文乃さんは以前から時代劇が似合うだろうと思っていました。予想は的中し、磐音への想いを胸に秘めつつ、快活に振る舞う江戸市井の女性・おこんの心情を見事に演じて下さいました。いっぽう、磐音と離れる運命を背負いながら一途に彼を想う奈緒役の芳根京子さんは、何度テイクを重ねても同じ涙を流せる、驚異的な集中力と繊細さをお持ちでした。その演技に魅入られてしまい、カットをかけ忘れることもしばしばありました。