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社会人の7割「上司に2次会に誘われるのが嫌」-「お金と時間の無駄」「なぜ酔っぱらいの世話をしなければいけないのか」

2018年11月28日 07:11  キャリコネニュース

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もうすぐ忘年会シーズンに突入する。平成最後の忘年会だと楽しみにしている人もいれば、そうでない人もいるようだ。キャリコネニュースが実施したアンケートで「会社の忘年会・新年会があれば参加する」と回答した人は67.7%。

7割近くの人が参加する予定ではあるが、「上司に2次会や3次会などに誘われるのは嫌」と回答した人は70.3%にのぼった。調査は今年11月に実施し、企業口コミサイト「キャリコネ」会員、キャリコネニュース・SNS読者計155人から回答を得た。

「飲みニケーションとか言うけど、たった1回の飲み会でよくなるわけがない」

上司からの誘いが嫌だという理由を聞くと、「お金と時間の無駄に感じる。自分の趣味や勉強に費やしたい」(30代女性/販売・サービス業)といった声が非常に多く寄せられた。それに加え、

「一次会で日頃出来ない話や悩み等出来る。酔いが回っている人の世話をなんでしなくてはならないのか」(30代男性/管理・事務職)
「ある意味サービス残業よりタチが悪い」(20代男性/販売・サービス業)
「金も時間も限られているのに仕事の教訓とか聞きたくない」(20代女性/営業職)

など怒りの声が相次いだ。また、

「仕事が終わってまで気を遣わせないでほしい。飲みニケーションとか言うけど、職場の人間関係がたった1回の飲み会ぐらいでよくなるわけがない。 職場は仕事をしに行ってるので、仕事だけすればいいと思う。皆ドライに働いて下さい」(40代女性/研究開発職)

と飲み会自体に疑問を抱いている人もいる。上司に酌をするなど仕事の延長上のような関係性の中、自由に飲み食い話すことができない場に、会費を払ってまでいることが苦痛だという人が多い。

他には、飲み会というだけありアルコールを摂取する人が多いため、「お酒をやめたから」(40代男性/販売・サービス職)、「アルコールが飲めないため」(20代男性/販売・サービス職)といった理由で嫌がる人もいる。

「奢りであれば、誘われてもよい」「少人数ならいい」という人も

一方、誘いが嬉しいと回答した人(29.7%)からは、「ある意味認めてもらえている感じがする」(20代女性/販売・サービス職)、「好かれていると感じるから」(50代男性/営業職)といった声が寄せられた。他にも、

「一次会で話せない内容までも、話すチャンスができるかもしれないし、上司の人柄を読み取るチャンス」(50代女性/販売・サービス職)
「職場でピリピリしてて聞きにくいことも聞ける」(20代男性/営業)
「まだ新人なので、多くの人と話せる機会は嬉しい」(20代女性/クリエイティブ職)

という人も少なくない。中には「頭が切れ尊敬している上司で、話していて楽しいから。そしてイケメン」(20代女性/販売・サービス業)という人も。

また「奢りであれば、誘われてもよい」(20代女性/管理・事務職)、「誘われる相手による」(30代女性/販売・サービス職)、「少人数なら参加したい」(20代男性/技術職)など条件付きで嬉しいという人もいた。