日本時間の26日午後18時、ホンダが松下信治のカーリンからのFIA F2参戦、そして角田裕毅のイェンツァー・モータースポーツからのFIA F3参戦を発表した。
松下は2017年までの3年間、ヨーロッパのGP2選手権(途中FIA F2選手権に改称)に参戦。2018年シーズンからはスーパーフォーミュラに参戦していた。
しかし自身の夢であるF1に行くためには、ヨーロッパに戻って再びFIA F2を戦うのがベストだと自らスポンサー集めに奔走。さらに主要チームの関係者にホンダとともに交渉を重ね、最終的にカーリンとの契約にこぎ着けた。
すでに松下はF1アブダビGPの週末から現地入りしており、今週木曜日からの3日間のFIA F2テストにカーリンから参加する。
今季FIA-F4チャンピオンの角田裕毅は、今年夏にレッドブルの主宰するF3テストに参加。レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムと遜色のない速さを見せて、ヘルムート・マルコ博士から高い評価を得ていた。角田も今週のアブダビでのテストで、イエンツァーからGP3マシンを走らせる。