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ビリー・ロード、母キャリー・フィッシャーの死後は「ドラマ出演に救われた」

2018年11月26日 17:13  Techinsight Japan

Techinsight Japan

生前のキャリー・フィッシャーと娘ビリー・ロード
2016年12月に映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じた母キャリー・フィッシャーを亡くした女優のビリー・ロード(26)。あれから間もなく2年が経とうとしているが、ビリーがその悲しみを癒してくれたのはテレビドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』だと明かした。

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映画『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーは、2016年12月に60歳でこの世を去った。キャリーの母でハリウッドの名作『雨に唄えば』(1952年)の女優デビー・レイノルズは、そのショックからか翌日にまるで娘を追うように亡くなってしまった。そのため、母と祖母を亡くしたビリー・ロードを心配する声が多く寄せられた。

その後、ビリーはクリエイターのライアン・マーフィーからテレビドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:カルト』の出演を依頼されたとのこと。ビリーは2015年から2016年に放送されたライアンの『スクリーム・クイーンズ』にすでに出演していた。

ビリーは『アメリカン・ホラー・ストーリー』のシーズン7への出演をオファーされたことについて、『Entertainment Tonight』にこう語った。

「ライアンには感謝してもしきれないの。それが私を救ってくれたわ。」
「ライアンが私に『カルト』のオファーをくれた時は、母が亡くなって数か月が経った時だった。このキャラクターを演じることを通して、私は自分の感情を整理することができたわ。」
「(役の)ウィンターのために泣くのは自分のために泣くことになったの。とても癒されたし、素晴らしい意味でのカタルシス(精神の浄化)ね。」
「一日に14時間も泣いて過ごしたの。家に帰って理由もなく車の中で泣いていたわ。(飲んだ後に)一度トイレに立ってしまったら、もう何度も行かなきゃいられないでしょう。」

母と祖母を同時に失ったビリー・ロードにとって、ドラマのキャストのメンバーが家族のような存在になったとのこと。ビリーは「現場で素晴らしい人たちに囲まれて、彼らは私にとって家族のような存在になったの」「今、彼女たちは私のベストフレンドになったわ・レスリー・グロスマン、サラ(・ポールソン)、エマ(・ロバーツ)。彼女たちと一緒に現場にいられることは素晴らしいの。すごく幸運だと感じるし、毎日頬をつねっているわ。すごく楽しいの」と話している。

ビリー・ロードはシーズン8の『アメリカン・ホラー・ストーリー:アポカリプス』に戻ってくる予定。新しい“家族”たちと一緒に日々過ごすなかで、徐々に明るさを取り戻しているようだ。



(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)