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『アウディA5』シリーズが機能強化。『S5』系はバーチャルコクピットを標準化

2018年11月26日 14:11  AUTOSPORT web

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装備を中心とした仕様変更を受けた『アウディA5』シリーズ
アウディブランドの中核をなす、Dセグメントの流麗なスタイルを持つ『アウディA5』シリーズのスポーツバック、クーペ、カブリオレと、その高性能版『S5』が装備を中心とした仕様変更を受け、一部グレードでシートおよびエクステリアミラーのメモリー機能を標準化。また『S5』系ではバーチャルコックピットを標準とし、11月13日から発売が開始されている。

 アウディらしさ溢れる「美しさとスポーティな走りと実用性の融合」というコンセプトのもと、安全性や効率、最新の運転支援システムやコネクティビティ、そしてインフォテイメント機能などのテクノロジーを惜しみなく投入した『アウディA5』シリーズは、3つのボディバリエーションを展開するユニークな車種構成を採用している。

 ステーションワゴンの機能性、そしてセダンの快適性といった多様性を兼ね備える4ドアクーペのスポーツバックに、流麗なラインが美しいクーペ、そして電動開閉式のソフトトップを備えるカブリオレでは、2リッターの直列4気筒直噴ターボ(190PS/320Nm)を搭載するモデルを中心に、シートメモリー機能(ドライバーサイド)およびエクステリアミラーメモリー機能を標準化。

 同エンジンの高出力版となる252PS/370Nm仕様を積むカブリオレの“45 TFSI quattro sport”には、上記装備に加えてエアスカーフ(ネックヒーター)も標準装備とした。

 さらに、3リッターのV型6気筒直噴ターボ(354PS/500Nm)を搭載するプレミアムスポーツモデル、『アウディS5』(スポーツバック、クーペ、カブリオレ)では新たにメーターパネルを液晶とし、あらゆる情報をモニター可能なバーチャルコックピットを標準化。同じくカブリオレではエアスカーフも追加されている。

 これらA5シリーズの頂点に君臨し、450PS/600Nmを誇る2.9リッターのV6直噴ターボを核とするトップパフォーマンスモデル、『アウディRS5クーペ』にも改良が施され、タイヤプレッシャーモニタリング(ダイレクト)の追加や、20インチホイールを5アームトラペゾイドデザイン(グロスアンスラサイトブラックポリッシュト)に変更するなど、さらなるブラッシュアップが図られた。

 アウディ版DSGとも云うべき7速Sトロニックを組み合わせる『アウディA5』シリーズは、546万~765万円。8速のティプトロニックとなる『S5』系は891万~981万円。そして左右ハンドル仕様が設定される最高峰『アウディRS5クーペ』は、1263万円となっている。
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