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ケイト・モス 「美の奴隷にはなりたくない」

2018年11月25日 19:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「コスメデコルテ」ブランドアンバサダーのケイト・モス(画像は『Kate Moss Agency 2018年11月1日付Instagram「Kate Moss for @DecorteBeauty Eye Glow Gem Discover the great choice of colours in the Eye Glow Gem range @theofficialselfridges & @saks」』のスクリーンショット)
イギリスを代表するスーパーモデルのケイト・モス(44)。長年、トップモデルとして美しさを売る仕事をしてきたケイトも来年1月には45歳となる。そんなケイト・モスが自身の「美」についてその胸中を率直に吐露した。

スーパーモデルとして数々のブランドのランウェイを歩き、ファッション誌の表紙を飾ってきたケイト・モス。ケイトは日本の化粧品ブランド「コスメデコルテ」のブランドアンバサダーでクリエイティブ・ディレクターも務めている。そのケイト・モスが『Harper’s BAZAAR』にこのように語った。

「コスメデコルテの商品が大好きなの。本当に信頼しているわ。」
「コスメデコルテについて話すのはお安い御用よ。以前、日本に行くたびに友達のために持って帰っていたの。だって初めてあげたあとで友達が『もっともらえないかしら?』って感じだったから。」

そんなケイト・モスも来年1月で45歳になる。年齢を重ねてはいるが、「美にとらわれすぎてはいない」とその胸中を明かした。

「美の奴隷にはなりたくないの。でも誤解しないで。何よりも美容製品は大好きよ。年を重ねると、隠さなくてはいけないものが増えていく。でも、私はそれに執着はしていないの。出かける時につけまつ毛とかをつけるのは苦手だなって思う。ときどき、(メイクアップアーティストの)パック・マグラス が『カモーン、ダーリン。まつ毛をつけようよ』って言うの。でも、私は決してつけないわ。」

現在、ケイト・モスは16歳の娘ライラから美のトレンドを教えられることがあるという。ライラは今年10月にマーク・ジェイコブスの広告塔になったことが明らかになっている。

「彼女がすべてを教えてくれるわ。」
「ライラとその友達は美容ブログとかインスタグラムのアカウントをフォローしているの。そして、『お母さん、これ試して。今、こんなことができるなんてすごいのよ』って言うの。娘はコントゥアリング(ベースメイクで顔の輪郭をはっきりとさせる化粧法)とかもしているわ。きっと仕事先で(メイク担当者が)私にもやってくれていることだと思う。でも、私は気にかけないのよね。」

ケイト・モスはモデルとして活動する娘ライラに、あるアドバイスをしているとのこと。それは自分の個性を大切にすることだ。

「(90年代のスーパーモデルの)ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリスタ、クリスティ・ターリントンらの中で自分が成功したのは信じ難いことよ。でも私はあの子たちと自分を決して比べなかったけど。」
「私は(身長)180cmもなかったし、彼女たちのような体型でもない。私は彼女たちとはいつも異なっていた。だから仕事が入ったのよ。ライラや彼女の友達らは大変だと思うわ。なぜなら、スマホで何でもチェックできちゃうでしょう。(私生活がみられてしまう)カーダシアン家のようにね。(そういった情報は)私たちのためっていうよりも、彼女たち(モデル)の競争を煽るようなものよ。確かに(スマホからは)すぐにインスピレーションを得られるけれど、すぐに評価もされてしまう。でも、自分自身にとらわれすぎていない私の姿を娘は見てきたわ。だから彼女は上手くやってくれると願っているの。」

ケイト・モスが美にとらわれすぎないのは、これまで他のモデルと自身を比較することなく、そのままの自分で勝負をしてきたからであろう。もうすぐ45歳になるケイトは作られた美や若さに囚われることなく、ありのまま美しく年齢を重ねることを目指しているに違いない。

画像は『Kate Moss Agency 2018年11月1日付Instagram「Kate Moss for @DecorteBeauty Eye Glow Gem Discover the great choice of colours in the Eye Glow Gem range @theofficialselfridges & @saks」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)