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ガスリー「パワーユニットトラブルがなければ12番手は可能だった。大事な予選をこんな風に終えるなんて」トロロッソ・ホンダ F1アブダビGP

2018年11月25日 07:31  AUTOSPORT web

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2018年F1第21戦アブダビGP ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)に予選Q1でパワーユニットのトラブルが発生
2018年F1アブダビGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは17番手だった。

 土曜のFP3でガスリーは1分39秒740をマーク、15番手だった。セッション終盤、ガスリーがロマン・グロージャンを追い越そうとした際に接触が起きた。この一件をスチュワードは審議した結果、どちらにもペナルティを科さないことを決めた。

 予選Q1、最初のランでガスリーは2回のアタックを行い、1分38秒166をマーク。セッション終盤の最後のアタックラップで、ガスリーは「パワーを失った。エンジンから煙が出ている」と無線で報告し、マシンをコース脇に止めた。後にホンダはパワーユニット(PU/エンジン)のトラブルが発生したことを認めた。ガスリーは1分38秒166からタイムを更新できず、17番手となり、Q1で敗退した。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=17番手
 トロロッソとの最後の予選を、こんな形で終えたくはなかった。最終コーナーから立ち上がり、スロットルを開けたら、コーナー出口でパワーを失った。あのラップはとてもうまくいっていただけにがっかりしている。マシンの感触はとてもよく、(Q1の自己ベストタイムから)0.6秒削っていた。でも最後の200~300メートルでパワーがなくなったんだ。

 僕らには、12番手あたりを獲得できるペースがあった。Q3進出は無理だったかもしれないけれど、トップ10のすぐ後ろの位置を争える速さがあったんだ。

 明日は僕にとって大事なレースを迎える。このチームは僕が加入した時からずっと、とてもよくしてくれた。彼らが僕に最初の機会を与えてくれたんだ。だから、強力なパフォーマンスを発揮して、シーズンをいい形で締めくくるため、全力を尽くす。それができたら、素敵な形で皆に感謝の気持ちを示すことができる。期待していたグリッドポジションからはスタートできないけれど、力を尽くして、精いっぱい戦うよ。