2018年F1第21戦アブダビGP週末の模様をムッシュ柴田氏がお届けしていきます。今週末は山本尚貴選手の他に松下信治選手の姿も。何やら2019年に向けた動きがあるようです。
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アブダビはいつ来ても、快晴です。中東の砂漠地帯だから当たり前といえば当たり前ですが、隣国のバーレーンとかは時々雨が降りますしね。
ちなみにこの写真はパドックですが、右側の建物が各チームのホスピタリティです。
そして木曜日のウイリアムズホスピタリティの屋上には、たくさんの報道関係者が詰めかけました。
階段を上がってきた副代表のクレア・ウイリアムズが、「わお!」と、驚いたぐらいの人出でした。
われわれの目当てはいうまでもなく、ロバート・クビカのレース復帰発表です。
いろいろ紆余曲折あったし、ちゃんと走れるのか危ぶむ声も少なくないですが、それだけに来季のクビカにはかつての速さをガツンと発揮してほしいです。気のせいか、以前に比べて右腕も少し太く、筋肉がついたような……。
そのあとトロロッソ・ホンダの囲み取材に出かけてみると、
ブレンドン・ハートレーがすっかりワイルドな感じになってて、ちょっとビックリ。その上発言も、前戦のブラジルでピエール・ガスリーが順位を譲ってくれなかったことを延々と批判してました。すでにチームからは今季末の契約解除を言い渡されたという噂もあり、すっかり吹っ切れた感じなのかな~。
夕方に行われたチームの記念撮影も、
ガスリー側が大声で気勢を上げてるのに対し、
ハートレー側はちょっと大人しい感じでした……(しかも人数も少ない?)。
翌日の金曜日には、ちょっとうれしい再会もありました。
8月のベルギーGPに続いて、松下信治選手がグランプリを来訪。実は今回はビッグニュースを携えてきたんですが、この話は週明けまでナイショです。もう少々、お待ち下さい。
右も左もわからない状態で、松下くんがパリに住み始めて以来、ずっと見守ってきたこともあって、今回の一件は自分のことのようにうれしいです。
それからスーパーフォーミュラのタイトルを獲ったばかりの山本尚貴選手も、プライベートで来てました。
スーパーライセンス取得はほぼまちがいないようで、だとすると2019年シーズンはフリー走行に出場したり、ということもあるかもしれません。来季の楽しみが、いろいろ増えました。
初日セッション終了後、パドックをブラブラ歩いていたら、キミ・ライコネンがサインツパパと談笑してました。ラリー大好きのキミにとっては、ヒーローというべき存在ですよね。
来季のシートも決まったし、すっかりリラックスした感じでした。