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SixTONES、Snow Man、なにわ男子ら東西ジャニーズJr.が集結 『映画 少年たち』への期待

2018年11月24日 12:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ジャニーズの舞台の中でも歴史ある作品のひとつ、『少年たち』。ジャニーズJr.たちにとって登竜門とでも言うべきこの作品の映画化が決定し、2019年3月29日に公開される予定だ。


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 舞台『少年たち』とは、ジャニーズ事務所のタレントたちが代々上演してきた歴史あるミュージカルショー。もとを辿れば、1969年にフォーリーブスが上演。1975年に一旦上演がストップするが、2010年に『少年たち 格子無き牢獄』として復活し、デビュー前のA.B.C-ZとKis-My-Ft2が中心となって上演された。その後2011年、2012年、2015年、2016年、2017年、2018年と上演され、勢いあるジャニーズJr.たちが多数出演する定番舞台となっている。


 ストーリーは毎年少しずつブラッシュアップされ続けているが、大枠は変わっていない。物語の舞台は刑務所。そこに入所している少年たちは2つのチームに分かれ、喧嘩し合う日々を送っている。しかし紆余曲折を経て、少しずつ2つのチームに変化が訪れていく……という内容だ。歌にダンス、アクロバットなど盛りだくさんだが、名物シーンとなっているのが入浴シーンの「桶ダンス」。全裸に見えるメンバーたちが、桶を使ってハラハラドキドキのダンスを披露するというものだ。2016年の公演では4年ぶりに“桶ダンス”が復活し、話題となっていた。


 そんな『少年たち』の映画作品には、これまで舞台でも活躍してきたSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、なにわ男子・西畑大吾、関西ジャニーズJr.(向井康二、正門良規、室龍太、小島健)と、多くのジャニーズJr.が出演する。昨今の活躍を鑑みると、彼らがメインキャストに抜擢されたのも納得である。


 SixTONESは、押しも押されもせぬ人気ジャニーズJr.ユニット。ジャニーズ事務所公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』では非常に高い再生数を誇り、その人気は凄まじい。先日も滝沢秀明初プロデュースとなる「JAPONICA STYLE」のMVを公開したり、YouTube Space Tokyoにて公開ライブ配信を行なったりと、世の中からの注目度も高い。今一番勢いがあるジャニーズJr.ユニットと言っても過言ではないだろう。


 Snow Manは、ジャニーズ舞台に欠かせない存在。ジャニーズJr.歴が長いメンバーが多く、堂本光一や滝沢秀明の舞台にも多数出演し、今やジャニーズ舞台を支えるタレントたちと言って間違いないだろう。先日も舞台『滝沢歌舞伎 ZERO』でメインキャストを務める発表があったばかりだ。そんな彼らの特徴といえば、アクロバット。難しい技でもサラリとこなす抜群の身体能力センスを持つ彼らは、アクションも多い『少年たち』にとって必要不可欠なのである。


 そして、なにわ男子・西畑。彼は連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK総合)や『あさが来た』(NHK総合)で演技が評価されて以降、映画『PとJK』、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』など、数々のメディア作品に出演。現在もテレビドラマ『僕らは奇跡でできている』(関西テレビ・フジテレビ系)に出演し、好評を得ている。一方で舞台やショーにも精力的で、11月30日からは『関西ジャニーズJr. X’mas SHOW 2018』への出演が決定している。


 最後に、関西ジャニーズJr.・向井、正門、室、小島。彼らは関西ジャニーズJr.の中でも人気が高いメンバーだ。向井と室は10年以上の芸歴を持つベテランで、それぞれソロで舞台にも出演している。向井は来年5月から『三婆』、室は来年2月から『天下一の軽口男 笑いの神さん米沢彦八』への出演が決定済み。これからの関西ジャニーズJr.を牽引していく存在と言えるだろう。一方、正門と小島は中堅層メンバー。徐々に露出も増えてきており、ファンからは“リア恋枠”と呼ばれて人気を得ている。向井、室に続く関西ジャニーズJr.のコアメンバーである。


 またほかにも、先日改名が発表されたばかりのSexy美少年(ex-東京B少年)やローラースケートの高いパフォーマンス力が話題になっているHiHi Jets、Travis Japan・出宮近海斗、なにわ男子・大西流星、関西ジャニーズJr.・嶋崎斗亜、7 MEN 侍・中村嶺亜、5忍者・川崎皇輝ら東西のジャニーズJr.のメンバーが勢揃い。


 期待のキャストが集まる『映画 少年たち』。舞台の上演時間も2時間半程度で、映画化しやすいサイズである。年々ストーリーも分かりやすくなってきている作品だけに、映画ではより深いストーリーを楽しめることに期待したい。そして人気ジャニーズJr.たちの演技にも注目だ。(文=高橋梓)


※高地優吾の「高」は「ハシゴ高」が正式表記。
※嶋崎斗亜、川崎皇輝の「崎」は「たつさき」が正式表記。