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『銀牙 -流れ星 銀-』が舞台化、丸尾丸一郎が脚本・演出&佐奈宏紀ら出演

2018年11月23日 12:01  CINRA.NET

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『銀牙 -流れ星 銀-』原作イラスト ©高橋よしひろ/集英社
高橋よしひろの漫画『銀牙 -流れ星 銀-』が舞台化され、2019年夏に上演される。

『銀牙 -流れ星 銀-』は1983年から1987年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた作品。熊と戦う運命を背負った熊犬の銀を主人公に、全国から集った犬たちが熊に立ち向かうというあらすじだ。犬同士の会話を人間の言葉に置き換えて、彼らの勇気や友情、絆、成長などを描いた。1986年にはテレビアニメ化もされている。

舞台版のタイトルは『舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~』。脚本・演出は丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が手掛ける。現時点で発表されている出演者は佐奈宏紀、郷本直也。東京と神戸で上演される予定だ。

原作者・高橋よしひろは舞台化について「私にとっては他のどの作品より漫画家として生きてゆく上で、支えられた作品です。皆様に是非、銀牙のテーマでもある愛と勇気を舞台で感じて頂ければ幸いです」とコメントを寄せている。

■高橋よしひろのコメント
銀牙は今からおよそ三十五年前に、週刊少年ジャンプで四年程連載された漫画です。私にとって銀牙は、自分の漫画家生命を今に迄永らえさせてくれた、とても親孝行な作品です。銀牙の連載が終ってからも、私は色々なジャンルの漫画に挑戦してみましたが、どれも今一つ読者の反応を得られませんでした。そして読者からくる手紙には、『先生はどうして動物漫画を描かないの』という手紙ばかり。ならばという事で銀牙の続編を始めたのです。(銀牙の連載が終ってから十五年経っていました)それが熱狂的ファンに支えられ今に至っている訳なのです。そして今回、ネルケプランニング様のお力で舞台化となりました。私にとっては他のどの作品より漫画家として生きてゆく上で、支えられた作品です。皆様に是非、銀牙のテーマでもある愛と勇気を舞台で感じて頂ければ幸いです。
高橋義廣