ロバート・クビカが2019年のウイリアムズF1レースドライバーの座を射止めたと、複数のヨーロッパのメディアが伝えている。
2006年にF1デビューを果たしたクビカは、2011年の2月にラリーに出場、その際にアクシデントに遭って重傷を負い、F1から離れなければならなくなった。しかしリハビリを続けたクビカは、2017年にルノーの協力のもとでF1マシンのテストを行い、2018年の完全復帰を目指した。一時はウイリアムズとのレースドライバー契約は確実と見られたが、結局同チームはランス・ストロールのチームメイトとしてセルゲイ・シロトキンを選択、クビカは2018年のリザーブドライバーとしてチームに加入した。
しかし2019年にはウイリアムズはシロトキンではなくクビカを選ぶことを決めたようだ。チームはジョージ・ラッセルとの契約を結ぶ一方で、そのチームメイトの座をクビカにオファーしたといわれる。クビカにはフェラーリからテストドライバー契約の話が来ていたが、ウイリアムズでF1レースに出場する道を選んだと伝えられている。クビカはポーランド企業のスポンサーをウイリアムズに持ち込んだともいわれる。
ウイリアムズとクビカの契約は、2018年最終戦アブダビGPの週末に発表される見込みだ。