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有吉弘行「レッド・デッド・リデンプション2は人生」 自分の死がゲームのエンディングだと熱く語る

2018年11月22日 09:12  リアルサウンド

リアルサウンド

 11月18日放送の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、MCの有吉弘行が、現在大ヒット中のゲーム『レッド・デッド・リデンプション2』(以下、RDR2)について、「人生だ」と語っていた。


参考:有吉弘行、『レッド・デッド・リデンプション2』でいきなり指名手配される 「何も出来なくなって、森の中に逃げて……」


 『RDR2』は西部開拓時代のアメリカを舞台に、ギャングの一員として生き延びていく、というオープンワールド型のクライムアクションで、自由度が非常に高いことで知られる。有吉は前作からこのゲームにハマり、発売を楽しみにしていること、発売後はじっくり楽しんでいることを度々語ってきたが、この日は冒頭から、リスナーからこんなメールが届いた。


「有吉さんが『RDR2』の話をされていたので購入しましたが、酷いゲームです。馬を呼んで乗ろうと△ボタンを押したところ、近くにいた人の胸ぐらを掴み、住民に取り囲まれ、ボコボコにされて殺されたり、L2ボタンとR2ボタンを間違え銃撃戦になったり、本当に恐ろしく、今では山でおとなしく狩猟生活。有吉さんはどのような楽しみ方をしていますか?」


 操作性に慣れず、散々な目にあっているようだが、プレイし始めの頃は同じように、「いきなり指名手配され、山でウサギを狩って生活している」と明かしていた有吉は、すでにボタンの押し間違いでトラブルになることはない「玄人」だという。


 楽しみ方の例として、この日の出来事を明かしていたが、その内容は「私はギャングですが、街に行ったらネズミの駆除を頼まれまして(笑)。投げナイフでドブネズミを8匹殺して、ポケットに入れて売りに行ったりとか」というもの。また、銃の早撃ち勝負で掛け金を釣り上げ、調子に乗って負けては、その相手を殺害してなかったことにする、という悪人プレイにも余念がないようだ。


 本作は分別のある大人がプレイすれば、あえて悪行に手を染めることが滑稽に見え、大笑いできるものにもなる。有吉は「指名手配ばかりされて、保釈金を払うのが嫌だから、大人しく牢屋に入って、反省して出て来る。やっぱり最高のゲームだった(笑)」と、活字にすると本当のギャングのようだが、いたって平和に、楽しそうに語っていた。しかし最近は、ボスに「騒ぎを起こすな」と言われたそばから、「一緒にいたジジイが人を轢きまくって、大戦争になっていて辛い」とも。


 このようにダーティープレイに手を染める有吉に、リスナーからは「『RDR2』のクリア、最終目標は何ですか?」「人殺しが人殺しを反省するのがクリアですか?」との声も。これに対して、有吉は「こういうことを言う人がいるけど、ああいう箱庭ゲームはね、それがもう人生ですよ。終わりはないんです」と、諭すように語る。


 いわく、「私が死ぬときが、『RDR2』のエンディング。永遠にやるんです」とのこと。有吉は現実の憂さやストレスを、“もう一つの人生”で解消しているのかもしれない。


(向原康太)