セルゲイ・シロトキンは、2019年にウイリアムズF1のふたりめのドライバーが誰になるのかという最新の噂に苛立っていることを認めており、自身の将来を明確にしたいと望んでいる。
33歳のロバート・クビカが2019年のグランプリレースに衝撃的な復帰を果たすことを、ウイリアムズが発表する予定だとの報道がなされている。彼がふたつめのシートを獲得し、ジョージ・ラッセルのチームメイトになるというのだ。
この見通しはウイリアムズでの2年目を確かなものにするために、今シーズン行ってきたハードワークをもとに前進したいと考えるシロトキンを不安にさせている。
「今ここに座っていても、はっきりさせたいと思うくらいだ」とシロトキンはロシアのメディアSport-Expressに語った。
「最新のニュースを目にするのはとても不愉快だ。でもアブダビでは僕がマシンに乗るし、そうすれば問題のすべては消えてしまうだろう」
今季の予選でチームメイトのランス・ストロールより良いパフォーマンスを発揮してきたシロトキンは、仮にクビカの昇格があったとしても、来季テストドライバーになることには興味がないと主張している。
「もちろん、テストドライバーになる準備などできていない」と23歳のシロトキンは言う。
「何度も言うが、今シーズンは他人が目にしている以上の努力を注いだ。一番望んでいないことは、自分のやってきた仕事の結果が他の誰かのものになってしまうことだ」
「今年の僕たちは明らかに将来のために取り組み、来シーズンに結果を出すためにやってきた。やってきた仕事を失うことになったら、ひどく残念に思う」
ロバート・クビカはウイリアムズのリザーブ兼テストドライバーとして、今シーズン最後となるフリー走行1回目をアブダビで担当する予定だ。