最高額で落札されたタイサン・スターカードF40 11月17~18日に鈴鹿サーキットで行われた『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2018』内で行われた『Team TAISAN AUCTION』の落札総額が2億5464万2000円だったことがわかった。最高額で落札されたのは1994年のJGTC全日本GT選手権を戦ったタイサン・スターカードF40で1億2100万円だった。
このオークションは、日本が誇るプライベーターとして国内外のレースを盛り上げてきた、チーム・タイサンの千葉泰常代表が所蔵するレーシングカーやパーツを「36年間続けてきた自分のレース活動も、そろそろ総仕上げの時期にある」という想いから出品するというもの。グループAを盛り上げたSTPタイサンGT-R、JGTC全日本GT選手権初年度に登場したフェラーリF40など、見るだけでも貴重なマシンが続々と出品された。
今回のオークションに出品されたのは車両12台とマシンパーツやトイセットなど33点をあわせた計45アイテム。このうち41アイテムがオークション成立となった。
落札額は上述したタイサン・スターカードF40のように1億円を越えたものから、ポルシェ996 GT3-Rのエンジンコネクティング・ロッドボルトの5500円といったものまでさまざま。その総額は10%の落札手数料込で2億5464万2000円になったという。
このTeam TAISANオークションを運営した株式会社BHJは、2019年1月11~12日に千葉県の幕張メッセで行われる東京オートサロン2019でもオークションを開催する予定。初開催となった2018年と同じく、驚くような名車たちが集うことになりそうだ。