副業したい会社員と企業をつなぐサービスを展開しているシューマツワーカーは11月19日、2次元の"副業コンシェルジュ"を生み出すためのクラウドファンディングを開始したと発表した。
12月20日までに30万円が集まれば、2次元のVtuber社員「理本(りもと)ミライ」が誕生するという。11月21日12時現在、15人のサポーターから4万9000円が集まっている。
出資のリターンには「理本ミライによる励まし面談」も
理本ミライは24歳の女性で、性格は温和で献身的という設定。典型的な美少女Vtuberといった出で立ちをしている。新卒で大手食品メーカーに入社したものの、社員が揃って遅くまで残業するような職場だった。
「働き方改革の一貫で社内での残業自体は減ったけど、お仕事の量は変わらず、自宅やカフェに持ち帰っての作業が続いていたのです。次第に身体を壊し、退職を余儀なくされました」
と語っている。残業が多い会社で体を壊したことをきっかけに、「お仕事が不幸を生んでいるっていうのはそんなのやっぱおかしい!」と疑問を持ち、働き方改革推進に目覚めたという。
「正しい働き方改革がもっと広まれば、働く時間や場所が選べたり副業ができるなど、みんながもっと自由に働けるようになるはずです。そうすれば、生産性が上がるし、なにより仕事を楽しめる人が増えるのではないでしょうか。プロジェクトが成功したあかつきには、バーチャルコンシェルジュ社員としてサービス利用者の面談や副業サポートを行うとともに、Vtuberとして働き方改革について広めていきたいです!」
クラウドファンディングには500円から参加することができる。500円だと、シューマツワーカーのロゴステッカーと理本ミライのステッカー計2枚をリターンとして受け取ることができる。
1000円へのリターンは、同社の松村社長もしくは同社でグラビア広報を勤めるみさぽんさんが吹き込んだ感謝ボイス、2500円へのリターンは、理本ミライの目元をかたどったアイマスクか理本ミライからの年賀状となっている。
他にも、「理本ミライによる励まし面談」や「お披露目・お祝いパーティーへの参加」など様々なリターンが設定されている。集まった資金はイラスト制作やモデリングに使用する。また目標金額の30万円を超えて50万円に達した場合、同社のオフィスに理本ミライの等身大パネルを製作するという。