2015年に日本市場でも3代目へとスイッチしたメルセデス・ベンツ唯一のフルサイズミニバン『Vクラス』に、待望のガソリンエンジン仕様となる『メルセデス・ベンツV260 long』が新登場。全250台の限定発売となり、11月5日より受注受付が開始されている。
かつては『ビアノ』の名を名乗った時代を含め、1998年以来メルセデスのプレミアム・ミニバンとして根強い人気を維持してきた『Vクラス』は、この3代目モデルで機能面を大幅に刷新。パワートレーンをディーゼルとしたのは欧州と同様ながら、排ガス規制に適応すべく日本仕様向けに専用開発された2.2リッターの直列4気筒クリーンディーゼル(177PS/400Nm)を搭載した。
さらにキャプテンシートの2列目、3名掛けの3列目すべてが着脱可能な7名乗車のシートレイアウトや、左右両側の電動スライドドア、リヤエンターテインメントシステムなど、日本のユーザーニーズにあわせた装備や専用アクセサリーの拡充を図るなど、国産高級ミニバンに負けない充実の内容を誇っている。
その3代目『Vクラス』に用意される標準ボディ(全長4905mm)、ロング(同5150mm)、エクストラロング(同5380mm)のうち、中間のロングボディを採用した『メルセデス・ベンツV260 long』は、最高出力211PS、最大トルク350Nmを発生する待望の2リッター4気筒直噴ガソリンターボを初搭載。
7速オートマティックトランスミッション"7G- TRONIC"を組み合わせることで、高い静粛性とより滑らかなドライブフィールを獲得するなど、さらに上質な走りが魅力の1台となっている。
また、人気の安全運転支援システム“レーダーセーフティパッケージ”に加え、本革シート、リクライニングが可能な3列目ベンチシート、センターコンソールアンダーボックス(ドリンクホルダー、カバー付)を標準装備。
さらに足元にはグレーペイント18インチ5スポ―クアルミホイールを装着し、内装にはブラウンウッド調インテリアトリムを採用するなど、高級感ある室内空間が演出されている。
ボディカラーはオプシディアンブラック、ロッククリスタルホワイトの2色が設定され、各色125台を用意。価格は738万円で、2019年1月頃のデリバリー開始を予定している。
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