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中島裕翔の恋の行方は? 『SUITS/スーツ』変化していく新木優子との関係性

2018年11月20日 11:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)では、甲斐(織田裕二)と大輔(中島裕翔)のバディモノとしての側面だけでなく、大輔を中心とした恋物語もさりげなく描かれてきた。第7話では、「幸村・上杉法律事務所」に勤務するパラリーガル(弁護士事務所のアシスタント)の真琴(新木優子)と大輔の関係性が動いた。


【写真】:『SUITS/スーツ』第7話の真琴(新木優子)


 大輔は、真琴の憂鬱そうな表情に気づき、声をかける。真琴が、来年の司法試験を目指していることを打ち明けると、大輔は「知識も経験も完璧だし、司法試験なんて楽勝で受かるでしょ」と励ますが、真琴は「ミスしたらどうしようってプレッシャーでパニクっちゃって……」と弱音を吐いていた。2人が出会った当初、真琴は、大輔に弁護士だと勘違いされ、「バッジないのに気付きませんでした? どの分野でも先生のお役に立てるよう頑張るつもりです」とトゲのある態度をとっていた。だが、大輔に何かあると、真琴は声をかけ寄り添ってきたことで、2人の関係性にも変化が表れてきたように思う。大輔は、受験恐怖症に悩んでいた真琴に協力を申し出て、試験対策に取り組み始めた。


 同じ頃、「幸村・上杉法律事務所」では新人弁護士の採用面接が行われた。そこで大輔は、真琴と談笑していた女性・日向子(石橋静河)の姿を見つけ驚く。大輔は、過去に司法試験で日向子の替え玉受験をしていたのだ。事情を知った甲斐は、本人が替え玉のことを話すわけがないから心配ない、と大輔に告げる。そして数日後、日向子から大輔のもとに一本の電話が届いた。


 日向子は電話口で、「実は私の親友が来年司法試験を受けるんです。すごくできる子なんですけど試験が苦手で。大さんのことを話したら頼んでみたいって」と話す。大輔は、日向子の言う「私の親友」が真琴であるとすぐに気づく。大輔はこのことを幼馴染の砂里(今田美桜)に相談するが、「まさか助けようなんて思ってないよね?」と念願だった弁護士の夢を叶えた大輔が、また誰かのために危ない橋を渡ろうとしていることを止めようとする。砂里は、兄の遊星(磯村勇斗)にでさえ「大貴を困らせるようなことはもうやめて」と、2人が接触することで、再び足を滑らせないように大輔を守っていた。


 だが、大輔は、日向子から指示を受けた真琴との待ち合わせ場所を訪れる。真琴は、日向子から紹介を受けた替え玉受験を依頼する人を待っていると、偶然を装った大輔が通りかかる。互いにランチと打ち合わせに向かう途中であると話し、大輔は「もっと自分を信じてもいいんじゃないかな?」とだけ伝え、去って行った。


 後日、真琴は大輔を食事に呼び出す。以前の大輔の行動に疑問を持った真琴は、「あのとき人と待ち合わせしてたんです。でも結局、その人は来ないまま。来たのは鈴木先生だけでした。先生ですよね?」と問う。「えっ、何のこと?」と大輔がとぼけたタイミングで、2人のもとには日向子がやってきた。「あれ? 大さん……」と日向子に声をかけられ、驚く大輔に「やっぱり」と真琴は呟き、大輔の手を振りほどいて出て行ってしまった。


 中島と新木は、昨年1月に公開された映画『僕らのごはんは明日で待ってる』でも共演。高校生から社会人までの7年の恋を描いた作品で、初々しいラブストーリーとして、2人が恋する模様が描かれていた。約1年ごしの2人の共演には、注目しているファンも多いようだ。


 次週の予告には、砂里と大輔のキスの現場を真琴が目撃してしまう姿が映し出されていた。弁護士という仕事は順調の大輔だが、恋の方では、砂里と真琴と三角関係に陥るという、一筋縄ではいかない展開に。果たしてどちらとの恋が動いていくことになるのか。弁護士ドラマとしての要素だけではなく、また違った角度から視聴者に刺激を与えてくれるだろう。


(大和田茉椰)