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星野源、『DELTARUNE』の開発協力へ立候補? 「ゲームの技術を学び協力したい」

2018年11月19日 08:32  リアルサウンド

リアルサウンド

 星野源が、13日深夜に放送されたラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、新作ゲーム『DELTARUNE』への期待を口にした。


(関連:星野源の人生に影響を与えた『UNDERTALE』とは?


 『DELTARUNE』の説明へ入る前に、まずは、同作の開発者トビー・フォックス氏の代表作であり、星野が「人生に影響を与えるほどのゲーム」と絶賛している『Undertale』について触れておこう。


 『Undertale』は、モンスターが住む地底世界からの脱出を目指す“誰も死ななくていいやさしいRPG”。キャッチコピーの通り、必ずしも戦闘で敵を倒さなくていい特殊な設定、RPGでありながら弾幕シューティングの要素を取り入れた斬新な戦闘システム、往年の名作『MOTHER』を連想させる昔懐かしいドットで描かれた世界観、そして、心温まるストーリーにより、数多くの熱心なファンを抱える作品だ。2015年9月にMicrosoft Windows及びOS X向けのインディーゲームとしてSteamで配信され、今やその人気は世界規模に。売上本数は累計100万本を突破し、現在では、PlayStation 4、PlayStation Vita、Nintendo Switch版も発売されている。


 さて、肝心の『DELTARUNE』だが、同作は『Undertale』の「関連作」という位置づけ。「UNDERTALE」のキャラクターが登場し、RPG+弾幕シューティングによる戦闘システムを採用するなど共通点は多い。しかし、まだ、10月31日にチャプター1が無料配信されただけで、詳しい内容は明かされておらず、「『UNDERTALE』とどのようにつながっているのか?」と、ファンの間では様々な考察がなされている。


 そんな「『DELTARUNE』に、かねてより“UNDERTALEファン”を公言している星野もやはり注目していたらしく、番組の中で、「『DELTARUNE』は遊びましたか?」というリスナーからのメールが紹介されると、「ちょっと仕事がひと段落してきたので、やったんですよ」と早速プレイしたと告白。続けて「すごく面白くて、このトビー・フォックスさんが作る物語とゲームが大好きだなと、改めて思いました」と、チャプター1で早くも魅了されたことを明かした。


 さらに、既に多くのプレイヤーから指摘されている「『UNDERTALE』との類似点」にも心奪われたようで、「『UNDERTALE』を遊んでいる人にとっては、“ニヤリポイント”が山ほどあるという……『んああ!!』『あああ!!』みたいなところが何度かあってですね(笑)。非常に楽しかったです!」と、悶絶しながらその楽しさをリスナーへ伝えていた。


 「でも、ただ……」と、“UNDERTALEファン”だからこその気がかりもあるらしく、「トビー・フォックスさんが『多分、完成は7年後かな。まだこの先は全く作っていない』みたいなこと言っていて……」と、やや残念そうに話す一幕も。けれども、「『UNDERTALE』もほぼ一人で作られたということなので、気長にいつまでも待っています」と前向きに語り、最後には「むしろ、自分がゲームの技術を学んで協力したいくらいの気持ちですけれども」と、ゲーム制作をサポートしたいと思うほど、深い『UNDERTALE』及び『DELTARUNE』への愛着を示した。


(こじへい)