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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第19戦バレンシアGP 予選レポート

2018年11月18日 16:21  AUTOSPORT web

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長島哲太(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)
パウィがバレンシアGP予選で5列目獲得
長島は7列目から決勝へ

Rd.19 バレンシアGP/バレンシア・サーキット
2018年11月17日(土)
コンディション: ウエット(FP3)/ドライ(QP)
気温:17℃ 路面:18℃

 土曜午後の予選を終え、1分36秒572を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィは、日曜のバレンシアGP決勝レースに向けて5列目15番グリッドを獲得しました。チームメートの長島哲太は20番手。ベストラップタイムは1分36秒667でした。

 午前のFP3で、パウィと長島はともに、注意深くウエットコンディションでのセットアップやライディングの確認を行い、パウィが22番手タイム、長島は26番手でセッションをまとめました。

 午後の予選は、ドライコンディションとなり、パウィはポールポジションから0.795秒差という好内容のセッションになりました。長島もパウィから0.095秒差という接近したラップタイムを刻みました。

 明日は、現地時間午前9時10分(日本時間午後5時10分)から20分のウォームアップ走行が行われます。25周で争うバレンシアGP決勝レースは、午後0時20分(日本時間午後8時20分)にスタートする予定です。

カイルール・イダム・パウィ(15番手 / 1'36.572 / +0.795)
「午前のウエットコンディションでは、最初はコーナー立ち上がりのグリップ不足に苦労をしていたのですが、どんどんセットアップとフィーリングがよくなっていきました。午後の予選は、唯一のドライセッションになると思ったので、とにかく全力で攻めました。明日の決勝は、このチームで最後のレースになるので、シーズンベストリザルトを目指します」

長島哲太(20番手 / 1'36.667 / +0.890)
「予選では序盤からいい形で走れていたのですが、最後に少し頭打ちになってしまいました。ウエットコンディションでは、正直なところまだ厳しい部分があるので、明日のウォームアップでしっかりと方向性を見いだします。そして、このチームでの有終の美を飾るために、明日は全力で戦います」

青山博一 チーム監督
「パウィは、午後のドライセッションでいい感触をつかむことができました。午前のウエットコンディションでも、昨日から引き続き積極的に走っているので、明日の決勝も期待できそうです。長島は、予選序盤はよかったのですが、終盤にタイムアップをできず、順位が沈んでしまいました。マシンの方向性はクリアになっているとコメントしているので、明日のウォームアップで最終的な煮詰めに取り組みます。決勝レースでは、2人とも今年のベストリザルト目指してがんばってほしいです」