11月18日、WEC世界耐久選手権は中国、上海国際サーキットで第5戦上海6時間レースの決勝が行われているが、降り続く雨の影響でスタートから16分後に赤旗が提示。レースがストップしている。
事前の予報どおり雨に見舞われた決勝は、気温11度、路面温度13度というコンディションのなか、定刻11時にセーフティカー先導でレースがスタートした。
本降りの雨が続く難しいコンディションでは、各所でコースオフをするマシンが続出。4周目にトーマス・ローランが駆るレベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンが姿勢を乱し、バリアにクラッシュ。幸い自走でピットに戻ることができたため、復帰に向け修復作業が行われている。
その後、スタートから16分後の5周終了時点でレースダイレクターは赤旗を提示。3号車レベリオンを除く全車がストレート上にマシンを停めることとなった。
レース再開については、この後も強い雨が降り続く予報となっていることもあり、現時点で見通しが立っていない。