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バックストリート・ボーイズ、今では全員がパパに バックステージは「保育園さながら」

2018年11月17日 20:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

25年前デビュー当時の「バックストリート・ボーイズ」(画像は『Backstreet Boys 2018年4月19日付Instagram「On April 20th, 1993 we became the Backstreet Boys.」』のスクリーンショット)
結成から今年で25周年を迎えた「バックストリート・ボーイズ」。彼らの変遷をまとめた特集記事「then&now」を『PEOPLE.com』が公開した。デビュー当時は10代~20代前半だった彼らも、現在は全員が子持ちでメンバー5人中4人が40代。子供同伴でツアーに出る際は、バックステージがまるで“保育園状態”になってしまうというファンにとっては感慨深いエピソードが明らかになった。

ニック・カーター(38)、ケヴィン・リチャードソン(47)、ブライアン・リトレル(43)、A.J.マクリーン(40)、ハウィー・ドロー(45)の5人からなる「バックストリート・ボーイズ」。1993年4月に結成され瞬く間にスターダムを駆け上がった彼らは、途中メンバーの脱退やドラッグ及びアルコール依存によるリハビリ施設入りなど何度も解散の危機に直面しながらも今年、結成から25周年の快挙を達成した。

1993年の結成当時から現在までの同バンドの歴史を辿った『PEOPLE.com』の特集記事「then&now」では、四半世紀にわたる彼らの軌跡、そしてメンバー全員が父親になった現在は家族ぐるみの新たな絆が生まれていることなどが明かされている。

「ツアーが終わると、早く子供たちに会いたくて、翌朝6時発の飛行機に乗ってロサンゼルスに帰るんだ」と語るのは、ドラッグやアルコール依存によりリハビリ施設入りしていた過去があるA.J.マクリーンだ。現在は幼い2人の女の子のパパである。

もうすぐ16歳になる息子がいるブライアン・リトレルは、メンバーイチのベテランパパ。「子育てについて情報交換をしたり、アドバイスをしながら助け合ってるよ」と余裕の表情を見せていた。

2006年、突然メンバー脱退を表明しファンを驚かせたケヴィン・リチャードソンは2人の男の子を持つパパに。「子供たちは自分自身の鑑。親になったことで、子から教わることもたくさんある」と謙虚に語っていた。

同じく2人の男の子を持つハウィー・ドローは、「プラチナムアルバムや、賞を受賞することだけが人生じゃない。時には立ち止まることも必要」だと述べた。

以前はコンサートを観に来た友人らの溜まり場としてアルコールがストックされていたバックステージは、今では“ファミリールーム” へと姿を変え、子供達や妻達が過ごす健全な憩いの場へと様変わりしたそうだ。メンバー全員の子供達8人、そして妻達が一堂に会するそこは「保育園状態さながら」だというが、ニック・カーターは「今じゃ“VIP(Very Important Person)” ルームならぬ、“VIB(Very Important Baby)ルーム”だよ」と嬉しそうにジョークを飛ばしていた。

メンバー同士の不仲や音楽の方向性の違い、そして人気の減退など、いわゆる“ボーイバンド”は長続きすることが少ないなか、「バックストリート・ボーイズ」は親子4世代にわたるファンもいるという驚きの長寿バンドだ。そんな彼らは来年1月に発売予定の新アルバムを引っさげ、「DNA ワールドツアー 2019」を行う予定だ。中年になってもキレキレのダンスで世界じゅうの観客を魅了する5人を、「私の青春のすべて」「あと25年はイケる」と長年のファンは応援している。

画像は『Backstreet Boys 2018年4月19日付Instagram「On April 20th, 1993 we became the Backstreet Boys.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)