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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第19戦バレンシアGP 初日レポート

2018年11月17日 16:11  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)
アティラプワパがバレンシアGP初日9番手
鳥羽は25番手

Rd.19 バレンシアGP/バレンシア・サーキット
2018年11月16日(金)
コンディション: ウエット
気温: 16℃ 路面: 15℃

 2018年第19戦バレンシアGPが、バレンシア・サーキットで初日の走行を迎えました。午前と午後の2回のフリープラクティスを終えて、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは1分52秒782を記録。初日順位は9番手でした。鳥羽海渡は、1分54秒633。総合25番手で初日を終えました。

 現地時間午前9時(日本時間午後5時)に始まったFP1は、フルウエットコンディションになりましたが、その難しい状況でアティラプワパはトップタイムを記録。一方、鳥羽はこのセッションでは24番手でした。

 FP2も雨のセッションで、鳥羽は午前から1秒1の短縮に成功。一方、アティラプワパは午前のタイムを更新せず、午前のタイムが今日の自己ベストになりました。

 明日のFP3は、午前9時にスタート。現地の午後12時35分(日本時間午後8時35分)から、40分間の予選が行われます。

ナカリン・アティラプワパ (9番手 / 1'52.782 / +0.909)
「午前のFP1はいいフィーリングでした。午後も、単独で走っているときは気持ちよく走れたのですが、多くのライダーとの集団になると思ったように走れなかったので、ピットに戻ってタイヤを変えて出て行きました。その2周目に4コーナーでフロントを切れ込ませて転倒をしてしまいました。今日は総合9番手だったので悪くないと思います。明日はみんながタイムを上げてくると思うので、さらにがんばります」

鳥羽海渡 (25番手 / 1'54.633 / +2.760)
「少しずつよくなっているのですが、トップとの差はかなり大きいので、まだまだよくしていかなければなりません。コーナー進入での寝かし込みを改善すれば、全体的によくなると思います。そのためには、リアのグリップ感が必要なので、データをよく見て、明日に向けてしっかり準備を進めます」

青山博一 チーム監督
「ナカリンは、午前のウエットコンディションではコンスタントにラップタイムを刻み、単独走行でもコンディションに合わせて走れていたので、すごくいいセッションでした。しかし、午後は自分のリズムをうまくつかめず、午前に作ったいい流れに乗れないセッションになってしまいました。対照的に、海渡は午前の走り出しがいつものように慎重で、午後もその傾向は変わりませんでしたが、セットアップはよくなっているとのコメントなので、明日はその好感触をタイムに反映させてほしいです」