ゆずの新曲“マボロシ”が本日11月16日から配信されている。
同曲は、NHK総合で放送中の岡田将生主演ドラマ『昭和元禄落語心中』の主題歌。作詞、作曲を北川悠仁、編曲をSUNNY BOYが手掛けた。
リリースにあわせて映像監督、写真家の島田大介が監督を務めたPVのショートバージョンと、写真家の北岡稔章が多重露光を使用して撮影したメインビジュアル、ジャケット写真が公開。PVは廃墟を舞台に物語が展開するモノクロ映像になっており、北川悠仁、岩沢厚治が出演しながら歌唱、演奏シーンのないPVはゆずにとって初めて。
なお『マボロシ』の特設サイトには、同曲のジャケット写真を背景に水面が敷かれ、カーソルを動かすと水面に波紋が広がる仕様が施されている。
■北岡稔章のコメント
・メインビジュアルについて
気持ちが重なり離れていく、過去と現在。
シンプルにお二人を重ねました。
様々な偶然の出会いがあり愛が生まれるように、偶然の持つ強さを引き出すために縦、横、などは考えず、お二人が出す雰囲気を感じるがままに多重露光を使用し撮影しました。
・ジャケット写真について
様々な情景と強い想いが入り乱れ、深い闇が広がっているが小さな希望のような願いと愛が見えました。複雑な心境を表すために水の持つ特性が合うと思い、使用することにしました。
生命を維持するための水、水無しでは生きられない。
生命を維持するための愛、愛無しでは生きられない。
水=愛はリンクすると考えました。
水を揺らすことで感情の揺れを表現し、揺れることにより顔は歪みリアルと非現実の間を狙いました。