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映画『空母いぶき』追加キャストに佐藤浩市、村上淳、玉木宏、戸次重幸ら

2018年11月16日 19:01  CINRA.NET

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『空母いぶき』出演者一覧 ©かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ
映画『空母いぶき』の追加キャストが発表された。

2019年から全国で公開される同作は、かわぐちかいじの同名漫画を実写化したもの。国籍不明の船団による突然の発砲や日本領土の占拠といった未知の事態に、航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とした護衛群艦隊が立ち向かうというあらすじだ。空母いぶき艦長・秋津竜太役に西島秀俊、空母いぶき副長・新波歳也役に佐々木蔵之介がキャスティング。監督を若松節朗、脚本を伊藤和典と長谷川康夫が務める。

今回出演が明らかになったのは、藤竜也、村上淳、石田法嗣、戸次重幸、市原隼人、平埜生成、金井勇太、工藤俊作、千葉哲也、山内圭哉、和田正人、玉木宏、横田栄司、高嶋政宏、堂珍嘉邦、袴田吉彦、渡辺邦斗、佐藤浩市、益岡徹、中村育二、吉田栄作、三浦誠己。

藤竜也が航空機搭載型護衛艦「いぶき」第五護衛隊群群司令の涌井継治を演じるほか、村上淳は船務長の中根和久、石田法嗣は砲雷長の葛城政直、戸次重幸は第92飛行群群司令の淵上晋、市原隼人はアルバトロス隊隊長の迫水洋平、平埜生成はアルバトロス隊パイロットの柿沼正人、金井勇太は海幕広報室員の井上明信、工藤俊作は護衛艦「あしたか」艦長の浦田鉄人、千葉哲也は砲雷長の山本修造、山内圭哉は護衛艦「いそかぜ」艦長の浮船武彦、和田正人は砲雷長の岡部隼也を演じる。

また、護衛艦「はつゆき」艦長・瀬戸斉明役に玉木宏、護衛艦「しらゆき」艦長・清家博史役に横田栄司、潜水艦「はやしお」艦長・滝隆信役に高嶋政宏、船務長・有澤満彦役に堂珍嘉邦、RF4EJ偵察機のナビゲーター・大村正則役に袴田吉彦、パイロット・備前島健役に渡辺邦斗、内閣総理大臣・垂水慶一郎役に佐藤浩市、内閣官房長官・石渡俊通役に益岡徹、副総理兼外務大臣・城山宗介役に中村育二、外務省アジア大洋州局長・沢崎勇作役に吉田栄作、局員の赤司徹役に三浦誠己がキャスティング。

■高嶋政宏のコメント
かねてより、かわぐち先生の描く空母いぶきの世界には漫画であって単なる漫画ではない現実感を抱いていましたが、自分がその中へ入り、役とは言え体験した今、例えようのない危機感、恐怖感に冷たい汗が滴りました。
もう、そこまで迫っている。
決してフィクションではないのかも、しれないこの映画を通じて多くの方々が今、まさに世界で起きている事を認識して頂けたら幸いです。

■玉木宏のコメント
この作品のオファーをいただく前から、かわぐちかいじ先生の「空母いぶき」を、愛読していたので、映画化されると聞いた時は、まさかこの作品を、、、と、びっくりしたのを覚えています。
近い将来に、日本が抱えるかもしれない社会問題を提起した、現実味のあるストーリーに魅力を感じています。
信頼が置ける若松節朗監督をはじめ、素晴らしいスタッフ、キャストによって作られる映画「空母いぶき」に参加出来たことを、光栄に思います。
心を揺さぶられ、思考回路を刺激するような社会派エンターテイメント作品になると思います。どうぞご期待下さい。

■市原隼人のコメント
日本人であり日本で活動する俳優としてこの作品に出逢えた事を、心より誇りに思います。守るべきものの為に命をかける清らかさを学びました。それを美しいと受けるか、酷な事と受け取るか、今でも分かりません。只、改めて自分の中の大和魂、愛国心が掻き立てられました。

■戸次重幸のコメント
まずは『空母いぶき』という傑作のなかで、豪華な出演陣に混ざり自分も役を演じられたことに至上の喜びを感じております。遠くない未来の話ではありますが、この作品で描かれている「現実感」は作品の枠を超え、私たちに「平和とは何か?」という議題を考えさせるきっかけにもなるかと思います。そして、日本のためにその一瞬一瞬を必死に生き抜く自衛隊員たちの姿は、きっと皆さまに感動を与えられると信じております。映画『空母いぶき』ご期待ください。

■山内圭哉のコメント
最初に脚本を読ませていただいた時から、「平和とは何か?」を改めて考えています。
撮影が終わっても、ずっと考えています。この映画に参加させていただいたおかげで、「平和」というものを考える角度が増えました。
早くこの映画を見終わった方々と「平和」について話したいです。

■和田正人のコメント
私が演じたのは、目の前に現れた領土を脅かす“敵”に対して、ミサイルを発射する砲雷長という役柄。「これは訓練ではない」という異様な緊張感の中で、戦争とは無縁であった我々に、いつ迫るかわからない国の防衛というリアリティを、強く想像させられた作品です。様々な想いを込めて、何度も発した「撃てーッ!!」という台詞が、人を想い、国を想うという願いと共に、皆さまの心にズドーン!!と届けば幸いです。

■平埜生成のコメント
「空母いぶき」は、未来から響いてくる呻きに耳を澄ませ、“大切な時”を教えてくれるような作品だと思いました。大先輩の方々が名を連ねる中、僕もこの作品の一部になれたことを心より光栄に思います。
柿沼という人生を借りて、過去、現在、そして未来の“命”へ想いを馳せ、臨ませて頂きました。1秒でも長く、現場にいたかったです!物凄い熱が詰まった作品です!監督に言って頂いた言葉は宝物です!!!
沢山の方に見て頂きたいです!!!宜しくお願い致します!!!

■吉田栄作のコメント
とても重要な役をいただきました。正直、大変な重圧を感じています。しかし台本を読み、この作品が持つメッセージに「今この国になくてはならないもの」を、一人の日本人として感じました。このプレッシャーを向上心に変え、映画の中で、外務省アジア大洋州局長という角度からこの国の平和を守ろうとする「沢崎勇作」をしっかり演じたいと思っています。

■益岡徹のコメント
戦争をしない、起こさない為の努力を、これからも積み重ねていくべきとの強いメッセージを、この映画から発信できることを、出演者の一人として、大変心強く思います。
多くの方にご覧いただき、改めて太平洋戦争のあと、平和が73年続いてきた事実を考える機会になればと、願っています。

■藤竜也のコメント
艦隊の司令官を演じさせていただいて、国家の主権を守らなければいけないという職務と親御さんたちからお預かりした尊い命を散らせてはならないという強い想いのはざまで、決定を下す苦しみをうかがい知ることが出来ました。
戦争・・いけません