映画『アリータ:バトル・エンジェル』の最新予告編が公開された。
木城ゆきとのSF漫画『銃夢』をもとにした同作は、天空に浮かぶユートピア都市「ザレム」と、ザレムから排出された廃棄物が堆積する荒廃した街「アイアンシティ」に分断された世界を舞台にした作品。サイバー医師のイドに助け出されたサイボーグの少女アリータが、自身が300年前に失われたテクノロジーで創造された「最強兵器」であることを知り、自分の命の意味を見つけるための旅に出る、というあらすじだ。脚本と製作をジェームズ・キャメロン、監督をロバート・ロドリゲスが務める。公開日は2019年2月22日。
最新予告編の冒頭には、原作の映画化を長年にわたって切望してきたというジェームズ・キャメロンによる日本のファンに向けたコメント映像が挿入されており、キャメロンは「私は長年『銃夢』の想像力溢れる世界に魅了されてきました。アリータは木城先生が生んだ素晴らしいキャラクターです」と語っている。
また映像の後半では「私は何者?」というアリータのセリフや、戦士として覚醒したアリータが襲い掛かる殺人サイボーグたちと戦う場面、原作にも登場するバトルロイヤル競技「モーターボール」の様子などが映し出されている。
キャメロンは同作について「ひとりのサイボーグの少女の、非常に人間的な成長物語だ」と明かしているほか、ロバート・ロドリゲス監督も「アクションのスリルと愛情にあふれた最高の人間ドラマが描かれているよ」とコメントを寄せている。