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ルノー・スポール代表が辞任。後任はセールス・マーケティング部門トップのコスカスに

2018年11月16日 17:31  AUTOSPORT web

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ジェローム・ストールは現在の職を離れることになった
ルノー・スポールでは、2019年1月付けでジェローム・ストールが主導権をティエリー・コスカスに明け渡すことになった。これは同社がF1に対する取り組みを強化していくための人事だという。

 コスカスはグループチェアマン兼CEOのカルロス・ゴーンの直属となり、チームの統制を最高レベルに引き上げ、F1への貢献によりルノーブランドの世界的な周知を強化していくための取り組みを行なう。

 コスカスは1997年からルノーで仕事にあたっており、2016年はじめにセールスおよびマーケティング部門のトップに就任した。

 ストールは1980年以来ルノーに在籍し、2015年のロータス買収によってルノーがワークスチームとしてF1に復帰した2016年以降、ルノー・スポールの指揮をとってきた。

 ストールは2019年に65歳になるため、引退も視野に入っている。この人事は、ルノー・スポールのF1における5カ年計画の継続を確実にするためのものでもあると言える。

 ルノー・スポールF1代表のシリル・アビテブールは引き続きグランプリレース全体の統括を担当し、エンストンとビリー-シャティヨンのシャシーおよびパワーユニット部門を監督する。