インディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、2019年のインディアナポリス500マイルレースでジョーダン・キングを3台目のドライバーとして起用することを発表した。
エド・カーペンター・レーシングからオーナーのエド・カーペンターとマシンをシェアする形でロード・ストリートコースに参戦したルーキーのキング。
開幕戦では予選4番手、インディカーGPでは予選5番手と速さを見せたが、決勝では結果に結びつけられずトロント戦での11位が最高位だった。
エド・カーペンター・レーシングは、スペンサー・ピゴットが継続。オーナーのエドとマシンをシェアする20号車のドライバーには、エド・ジョーンズが加入することが発表されていた。
シートを失ったキングだったが、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとスポット参戦の契約を締結。佐藤琢磨やグラハム・レイホールと共にインディ500に参戦することが決定した。
「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングから2019年のインディ500に参戦できることを発表できてとても幸せで興奮しているよ。いつもインディカーで夢を見てきたレースであり、インディ500参戦に向けてこれまで取り組んできた」
「インディカーのレースは本当に楽しかったし、来年も継続出来たらキャリアのハイライトになるとわかっていたよ」とキング。
共同オーナーのボビー・レイホールは、「ジョーダンがいくつかのレースで見せたペースに印象を受けたよ。もちろんそれは全部ロードとストリートコースだったけど、彼はすぐにダラーラでのグリップを掴むことができていたし、うまくやれるというポテンシャルを見せていた」
「インディ500は彼の最初のオーバル戦になるが、たくさんの走行時間があれば彼はスピードを上げて、すぐにオーバルレースへの挑戦をすることができるだろう。もちろん強力なチームメイトとチームが彼を後押しするよ。チームに迎えることを楽しみにしている」とコメント。
「僕たちはフルタイム参戦を探すことが難しい時代にいます。この機会をくれたレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングには大きな感謝をしているし、良い結果で恩を返したいと願っている」
「スーパースピードウェイでのレースは初めてで、すべてのドライブがエキサイティングになるはずだ。インディ500の目標はオーバルレーサーとして自分自身を証明すること。すでにロード・ストリートコースは経験しているので、今はフルタイムドライブを掴むために印象を残したいね」とインディ500初参戦の目標をキングは語っている。