MotoGP第19戦バレンシアGPに、アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニが特別カラーのアプリリアRS-GPで参戦する。
この特別カラーは、HIV/エイズと戦う団体(RED)への支援で、2016年、2017年に続き最終戦にスペシャルカラーのアプリリアRS-GPを登場させる。これによりアプリリアは、多くの人が忘れてしまいがちなエイズの問題について、MotoGPファンの多くに意識を高めてもらうことを目的としているという。
MotoGPのような二輪ロードレース世界選手権のレースコミュニティとモーターサイクル愛好家により、ともにエイスのない世代『エイズ・フリー・ジェネレーション』という目標達成に向けて戦うため注目を高めることに貢献するとしている。
また、アプリリアの親会社であるピアッジオ・グループは、ベトナムの病気の子供たちを支援する『Vespa for Children』との協力により(RED)に貢献し、この問題によって大きな打撃を受けた国のひとつであるインドのグローバル基金へ支援を行った。
なお、この特別カラーのアプリリアRS-GPを駆って戦う最終戦バレンシアGPが、スコット・レディングにとっては現在までのところ最後のMotoGPレースとなる。レディングは2019年、ブリティッシュ・スーパーバイク選手権への参戦が決定しており、2008年からのMotoGP参戦に終止符を打つ。