イドリス・エルバの娘、2019年のゴールデングローブ賞のアンバサダーに
2018年11月16日 10:32 Techinsight Japan
ハリウッド外国人映画記者協会（HFPA）は毎年、受賞者にトロフィーを渡したりエスコートしたりするアシスタントを著名な俳優の子供たちから選出してきた。2016年までは「ミスター/ミス・ゴールデングローブ」と呼ばれていたが、2017年から「ゴールデングローブ・アンバサダー」という名称に変更された。
HFPAのメヘル・タトナ代表（Meher Tatna）は現地時間14日に、ロサンゼルスの「フォーシーズンズホテル」で来年1月の授賞式のアンバサダーを発表した。来年は英俳優で2012年にゴールデングローブ賞のテレビミニ・シリーズ・テレビ映画部門で主演男優賞を受賞したイドリス・エルバの16歳の娘イサンさんがゴールデングローブ賞のアンバサダーを務めることになった。
イサンさんはスピーチで「私はテレビや映画が大好きで、いつか業界に入れることを夢見てきました」と話し、父イドリスと母キム（イドリスの元妻）に感謝を述べた。また、アンバサダーになると授賞式でのエスコートだけでなく、自分が関心を持つ非営利団体を選択して活動することができるため、「このようなポジションを頂けたことでHFPAの仕事をより多くの人々に知ってもらうことができるだけでなく、自分が気にかけているメンタルヘルスの問題に光を当てることができ、光栄に思います」と語り、特に同世代のアフリカ系アメリカ人の心の問題に力を入れていきたいと明かした。
さらにイベントでは父イドリスからのビデオメッセージも上映され、イドリスは「僕が君のお気に入りの俳優の1人というだけでなく、今年のゴールデングローブ・アンバサダー、美しい娘イサンの誇り高い父なんだ。ヘイ、イシー。君は今、きっと泣いているね。イサンの母と僕がアンバサダーという栄光を娘にくださったことをどれだけ感謝しているか伝えたいです。彼女の人生、僕たちの人生にポジティブな影響を与えてくれました。イサンの中の自信や大志がどんどん大きくなっているのが分かります。イサンを選んでくださったHFPAに感謝しています。本当に特別で栄光なことです」「今日、そこにいることができなくてごめんね。アクション映画の撮影中で、今日はサメと戦ったよ。みんな、ありがとう。愛してる、イサン」とメッセージを送った。
なお過去のゴールデングローブ賞のアンバサダーは、2018年はドウェイン・ジョンソンの娘シモン・アレクサンドラさん、2017年はシルヴェスター・スタローンの3人の娘ソフィアさん、システィンさん、スカーレットさん、2016年はジェイミー・フォックスの娘コリーヌさんが務めていた。
ゴールデングローブ賞のノミネーションは現地時間12月6日に発表される予定。授賞式は来年1月6日に行われる。
（TechinsightJapan編集部 朝倉リリー）
